BOSS CE-3 Chorus(製品説明)

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 さて、BGMにBo Diddleyかけているんですが、この音(Tremoro)出したくなってきましたw。
 先日のCCRといい、嵌るとこれ結構いいもんですね。

 さて、今回は前回のCE-2に続き、その後続機種であるCE-3・Chorusを紹介します。
 CE-2でモノラルになってしまったBOSS製Chorusですが、この機種でステレオ機能が復活します。

 これは前機種のCE-2がディスコンになる1ヶ月前、82年10月に発売され、92年の2月まで生産されています。尚92年の1月には後続機種?のCE-5(Chorus Ensumble:現行機種)が、製造中でも85年12月から89年9月までDC-2(Dimension C)が、89年5月にはCH-1(Super Chorus:現行機種)が発売されてます。これだけ同じブランドで多様化が行われた中で9年に渡り生産され続けたCE-3、それだけ完成度が高かったということなんでしょうか?
 それにしては中古市場であまり高値が付いていないことから、相当数が出回ったのではないかと。
 又後続機種が優れていることも影響しているのでしょうか?


 ここで一応確認です。多角化と多様化の違いです。
多角化:違うジャンルに業務を展開する。SONYが保険業界に異業種参入したようなものです。既存の製品の売り上げなどにはあまり影響しません。
多様化:同じ市場に違う製品を出す。例えばコカコーラがコカコーラゼロを出すようなものです。
デメリット:ゼロが売れることでコカコーラの売り上げが落ちる可能性があります。営業さんは無茶苦茶大変ですw。
メリット:ゼロが売れることで企業として新規顧客を開拓出来る、相対的に市場シェアを守れる。


 因みに「いいものだから売れない訳が無い」なんていう上司やオーナーがいる会社の営業は速攻辞めましょう。これ、本当に業界初!のような良いモノでしたらまだ判りますが、「いいもの=自分が作ったモノ」なんで感情論丸出しで正論の如くかまされたら全く反論出来ませんねw。論理的では無くなりますのでストレスが溜まるだけですw。
 この考え方は、バンドのオリジナル曲を増やすことにも共通します。つまり、バンドは「多様化の塊」なんです。つまりバンドにおいても営業活動は必須な訳で。
 この話題はバンドあるあるカテで又後日に。

 話が逸れました(汗)。
 このような観点から愚考しますと、
・DC-2は当時成功しなかったのか、と(今は無茶苦茶プレミアが付いています。時代を先取りし過ぎたモノだった?。確かに当時「なんじゃこりゃ?」という感じでスルーした覚えがあります)。
・CH-1は多様化の成功例?
ということなんでしょうか?

 尚これは国産と台湾産があるらしく、87年以降の生産分から台湾製になるそうです。
 私はこの国産1台しか持っていないので出音が違うかどうかは判りません(すみません)。

 入手経緯です。
 高校時代です。2年の時です。カシオペアのコピバンでベース弾いてましたので、必然に迫られました。
 当時歪み系を持つ奴はいても、この「揺れ系」を持つ奴、特に譲れる程余裕のある奴はいませんでした。
 なんとか安価で入手したかったので、当時これを持っていたのが所謂「だらしない奴」しかおらず、仕方なくそいつからの入手を決めたのですが、入手日にいきなり値上げしやがって(怒)。ライブが迫っていたので泣く泣く言い値で買った覚えが。
 そいつはもうその時点でバイトもせず高校辞めてましたので、まあ先立つものが欲しかったのか、と。あとで聞いたら私の廻りにいた連中、結構そいつからモノ買って、同じように「吊り上げ」されてたみたいですね。「おまえもか!」と。
 結果、そいつはぼっちに。高校3年になる頃にはだれも話題にしなくなりました。
 自業自得でしょう。人間関係を現金化してはいけませんね~w。彼はバンド以前に学ぶことが沢山必要みたいでした。
 実際、どうやって入手したか一切言いませんでしたら、「曰く付き」のモノだったかもしれません。ま、時効でしょう?

 で、当時は

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につないで(高校生の分際で偉そうですね~w。尚イコライザーは当時はYAMAHA製を使ってました。)いたんですが、明らかにかかりが悪いんです。ベースには。所謂「音痩せ」をするんです。
 それで当時、創刊したばかりのBass Magazine
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の桜井哲夫さん特集(たしか創刊号だったような?=間違っていませんでした)で、「Flanger」で「揺れ」を作っている、との記事を読み、さすがに持っている奴がいなかったのでいつもの楽器屋でこれは新品で購入。CE-3のBASSでの使用は少なくなりました。
 それでもギター弾くときは必ずボードにいれていて、「痩せる」のを我慢して使っていました。CE-1が来るまではずっとボードにいてくれました。全く故障しなかったことは特筆すべき点の一つです。

 それでは中を見ていきます。

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 シリアル№は378100、シールです。

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 第4期のモノのようです。勿論ACAアダプター対応です。

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 回路の配電です。

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 オペアンプとBBDが並んでますね。

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 BBDは松下製のMN3102とMN3207が並んでいます。

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 オペアンプはJRC製の4558DDが二つです。

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 これ、コンデンサがぴったり付いてしまっているので判りません。

 それではアダプターチェックです。

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 ACAアダプターでは煌々と点灯します。

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 PSAアダプターでは殆ど点灯しません。
 出音はあまり変わらない様ですが。


 それで出音です。
 いつもの如く、最初からクライマックスです。
 ACAアダプターで久しぶりに「ギター」を繋いでみたところ、あまり音痩せは感じないんですね。あれ?
 BASSでの先入観が強かったんですかね?
 出音はCE-2まで続く「どんより」コーラスではなく、「すっきりした」コーラスの音です。つまり、「どんより」した音はCE-2でおしまい、みたいです
 つまり、現在のBOSS製コーラスの音は、この機種が基準になっているみたいです。
 80年代のJ-POPSのギターの「澄んだ音」は、そのままこの音だとお考えいただいて結構だと思います。

 このCE-3、かなり綺麗に掛かるのですが、低音弦もかなり揺らしてしまいます
 これがこの機種の「クセ」なのかもしれません。

 他の機種との弾き比べは改めて上奏しますので、今しばらくお待ち願います。
 今回も長文、最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。

 ではでは。

 まっだまっだつづっくよ~。

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