BOSS CE-1 Chorus Ensamble

BOSS CE-1_2564.JPG
 さて、今日から暫くこのカテは、モジュレーション系、所謂「揺れ系」をご紹介します。
 BOSSのモノしかない上に、DC-2(ディメンションC)はありませんが、
・紹介
・比較
と分けて行きます。長くなってしまいますので。いつもすみません。

 というわけで、まずはこれは外せません。
 BOSSブランド第一号、CE-1、コーラスアンサンブルの紹介です。

BOSS CE-1_1576.JPG
 これ、ヤフオクで購入したのですが、新品同様に綺麗です。つまみの脇に保護ビニールが。
 勿論ガリなども無く。無理して買った甲斐がありました。

 なんだか私の解説がいらない位、詳しく書かれてます。試奏動画もあります。
 ご興味ある方は是非とも。

 これ、1976年6月の発売から、1984年の5月までの生産の様です。
 長期生産品なので比べてみたいのですが、さすがにもう一台の購入はイロイロ我慢しないと。。。。

 そう思わせてくれる位、良く出来てます。
 開発経緯として、当時高価で入手困難だったBBDなる電気信号の遅延素子が入手し易くなり、だったらコンパクトエフェクターとしてBOSSブランドで発売しようということに成ったそうですが、Roland製アンプの名機、Jazz Chorusの心臓部を取り出すわけですので(厳密に言うと少し違うそうですが)、社内、営業さんからの猛反対(ジャズコが売れなくなる!)にあったそうです。
 なんとか発売に漕ぎ着けたら、今度は価格、高価(2万5千円/76年当時)なこともあり売れなくて在庫の山になってしまったそうです。
 好機が訪れたのは、ギター関連雑誌にリー・リトナーか誰かの足元の写真が載り、その中にこのCE-1があった、と。それが格好のPR材料となり急に売れ出したそうです。

 その結果、現在まで続く、所謂揺れ系エフェクターの元祖となった、と。
 元祖なんですが、未だに根強いユーザーが沢山おられます。
 私もその一人です。
 家で「揺らす」時は、これを使って悦に入ってますw。

 それでは中を空けてみます。
BOSS CE-1_2777.JPG
ロット№004079
 消費電力3W!とコンパクトエフェクター?ではある意味一番の大飯くらいです。
 勿論電源はAC100Vのみです。

BOSS CE-1_3888.JPG
 これ、裏に沢山ネジがあるんですが、
・ゴムの足4箇所
・上下左右それぞれ中央にあるビス4本
を外すと空けられます。これは良く判らず他のビスを空けてしまった悪い例です(汗)。

BOSS CE-1_1567.JPG
 早速イロイロなモノが搭載されてます。
 何気にヒューズが2本ありますね(右下)

BOSS CE-1_1570.JPG
松下製BBD、MN3002

BOSS CE-1_1571.JPG
NEC製オペアンプ、C1458C

BOSS CE-1_1574.JPG
東芝製オペアンプ、TA7136AP×2
 アナログオンパレードです。
 やはり製造時期によって違うんでしょうかね?

BOSS CE-1_2564.JPG
 それではこの機種にしかない特徴です。
①GAIN切替スイッチ:ギター側の出力信号の大小に合わせて、シングル&ハムで使い分けれます。基本、シングル=High、ハム=Lowです。が、ハム搭載のギターでHighにすると少し歪みます。私は回路が壊れそうなのでコワくて長時間は出来ません。
ただ、ある程度のGAINがないと増幅してくれないみたいで、ギター側のVol.を絞ると急に出音が小さくなります。ご注意?下さい。

②level controlつまみ:これは原音とエフェクトのMIX効果ではなく、出音の音量調節つまみです。①と組み合わせることでブースターとなります。昔Charさんはこれで歪みを作っていたとか?。

③chorus intensityつまみ:コーラスの深さ・うねり(depth&rate)をこのつまみ一つで操作します。右に廻し切ると「沼に嵌ったような?どっぷりコーラス」、左に廻し切ると所謂「揺れないコーラス」音になります。これ、はまるとクセになります。

④Vibratoつまみ:ビブラートモードのみで使うお馴染みのつまみです。

 それで、電源On/Offスイッチがあります。このスイッチを切ってしまうと音が出なくなります。つまり、この機械、完璧なバイパス音は出ないんです(上記、ギター側のVol.を絞ると音が出なくなります。この機械を繋いでしまったら、ギターのVol.を細かく弄られる方はつまみの位置を変更する必要があります)。


 それで肝心の出音ですが、今回は最初からクライマックスです。
 シングルP.U.でもハムP.U.でも歪ませなくても良好に掛かります。プレーン弦でも巻き弦でも変わらず掛かります。音が篭ると云われてますが、意外と透き通った感じの音がします。
 ステレオ出力すると、何気に感動してしまいます
 勿論、アナログ回路ですので、低音の痩せ(パンチ)、突き抜ける高音域は犠牲になっています。

 ただ、「どっぷり」効果が凄まじいですので、ある意味キモち良く弾けます。
 現行機種のCH-1(スーパーコーラス)の効果最大値は、この機種のコーラスつまみだと9~10時位、と言っても過言ではありません。

 又、この機種の名前を受け継いだCE-5(コーラスアンサンブル)は、デジタル機種でもアナログ機種でもこれと同じ音は出ません

 つまり、まだこの機種、立ち位置があります。これのコーラスモード、つまみ11時位にすると、RC時代のCHABOさんの「King Of Live」と同じ音がします。

 他の機種との比較は、比較のページで一気に上奏します。

 あともう一つの欠点?なんですが、

BOSS CE-1_1577.JPG
 横幅だけでコンパクトエフェクター3個ちょっと。かなりデカイです
 縦幅もあります。
 しかもジャック類は全て上部。
 余程大きなボード使わないと、又上手にケーブル繋がないと他のモノが入らなくなります。ご注意下さい。

BOSS CE-1_PR.jpg
 当時のコンパクトエフェクター辞典1(79年8月31日発行)で、後ろのページ(18ページ)にあるということは、この時期で既にある程度投資額は回収した、営業さんは他の機種をPRしていた、ということなんですかね?

 最後に、拙宅のモノ、本当に綺麗なんで、なんだかライブ持って行きたくないんですよね。汚したくなくてw。もう一つ買うべきか?本気で悩んでいます。
 それ位、これでしかこの「どっぷり音」は出せません。
 ご参考になりましたでしょうか?

 次回も揺れ系です。宜しくお願いします。

 ではでは。

 まっだまっだつづっくよ~。

"BOSS CE-1 Chorus Ensamble"へのコメントを書く

お名前:[必須入力]
メールアドレス:
ホームページアドレス:
コメント:[必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。