ARIA PROⅡ TE-500N BACKAROO

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 やっと「自分の」ギター編が終わります。
 このカテ、残りは拙宅にある「私のモノでは無い」モノを紹介します。
 これもあまりネットで情報無いギターですね。

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 今回は、アリアプロⅡ、バックアロー(と読むんですか?)になります。
 BUCKAROO(カウボーイ)→BACKAROO、とスペルミスのまま出荷されてしまったのか、それとも造語なのかは今となっては判りません。
 所謂、Fender Thin Lineのコピーモデルです。
 荒井貿易さんの全面協力(キリッ!)でお送りします。
 (ご担当者様:お忙しい中私の拙い質問に真摯なご対応下さいましてありがとうございました)

 まずは入手経緯です。
 大変お世話になっているご近所さんに頂きました。
 わざわざ遠いところから自ら陸送して下さり。
 このギター、お兄さんの持ち物だったそうです。お兄さんは現役時代、お仕事が超多忙でなかなか時間が取れず、あまり弾かずにそのままになっていたそうで、「捨ててしまおうか」ともお考えだったようです。そこでご近所さんが「私がギター弾く」のことで、「勿体無いから捨てるなら一度視て貰おう」とわざわざ持ってきていただいた、と(この時点でもうアタマ上がりません)。
 ただ、十数年そのままだったこのギター、こちらに来ても埃だらけなんで「邪魔」と言われて、「捨ててしまおうか」と粗大ごみに出される寸前だったそうです。かわいそうにw。
 それでやっとこさ私が伺い、アンプが無いのでその場では音出せなかったんですが、ボディー、ペグ、ナット、ネックジョイント部やネック自体もネジレ・反りなど無く、致命的なダメージは皆無、即戦力でいけるか?と判断、頂くことになりました。弦が数十年前のものでしたので、その場での音は壊滅的でしたがw。これはこれで保存しておくべきだったか、とw。

 余談ですが、20年位経った弦って、凄く丸い音がするんですねw。サスティンもなくw。これはこれである意味貴重だったかもしれません。

 ママチャリでもハードケース運搬はきついですねw。
 これ、何がびっくりしたかと言うと、ハードウエアが殆ど錆びていないんです。 Vol.つまみは錆びだらけですので、クローム仕上げがきちんと出来ている、と。
 それで晴れて?拙宅に来てくれたこのギター。まずはオーバーホール&清掃です。といっても、ばらせる所をばらして磨き、ボディーを拭き、フレットに錆びはないのでヤスリかけはせず、テスタで音が通っていることは判りましたので、新品弦を貼った所、見事に蘇りました!。
 後日アンプ持ってご近所さんの集いに行き弾いてみたところ、皆さん仰天。「こんな音がするのか!」「だから捨てなくて良かったでしょ!」などとお酒が大いに進みましたw。

 相変らず前振りが長くなりましたが、見ていきます。
 その前に

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 荒井貿易さんが送ってくださいました。当時のカタログです
 THIN ERECTRIC ACOUSTICというカテゴリー分けされていたようです。
 1976年当時で定価5万円。かなり高価な部類ではないでしょうか?
 「本当に頂いちゃっていいんですか?」と何度も伺いました。。。
 尚スペック等は最後に書きます。
 残念ながらブリッジカバーはありませんでした。が、あっても外していたと思います。コレクターズアイテム、ですね。

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 ペグ:ARIAのロゴが入っていますが、平均的な、この時代のモノ、「国産」のモノと邪推します。中央のプレートを変更することで他社製に変わることが出来るスグレモノ?です。しっかり造られています。

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 こんなところに製造番号&製造工場が。
 MATSUMOKU
 E760270
 MADE IN JAPAN
と打刻されてます。
 松本木工所製(当時のARIAの製造拠点ですね)
 1976年の製造270本目
とのことです。
 何気に拙宅で一番古いギターです!。

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 指板上2箇所打痕・変色した箇所がありますが、運指に問題はありません。

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 フレットは表面がフラットなタイプです。
 ネックはGIBSONのような平べったい感じです。
 特に指に引っかかる訳ではないですが、「硬い」感じがします。ただ、長時間弾いても疲れません。この感覚は初めてです。

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 ネックスタンプはありません。

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 バターブロンドスコッチ仕上げです。所々経年劣化で割れています。

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 P.U.、ネック側もブリッジ側も「26601」と同じスタンプが押されています。打刻まで同じです。

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 スイッチ周りです。透明なビニールカバーされたものはブリッジへのアース線です。
 このアルミホイル、元のオーナーさんは全く弄ってないそうで、オリジナルです。

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YAMATO
50V:04
と読めます。フィルムコンデンサ?なんでしょうか?

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 それでこのギターのボディーなんですが、表1枚、裏3枚が貼り合わさって出来ています。
 表は1枚板なのが模様で判ります。

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 まず上部が接着されているのが判ります(明らかに模様が違います)。

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 さらにカッタウェイの所も貼り合わさっているのが判ります。


 肝心の出音ですが、殆どLes Paulですね。ちょっと弦のテンションの強い
 弦のテンションが強いので、Les Paulよりは「ジャギッ」とした音がでますが、fホールの為か、若干音が丸くなっているような。なんか相反するモノが一緒になってしまって。これがThin Lineの魅力なんでしょうか?
 又普通のTelecasterの音は出ません。ブリッジ側のP.U.は出力がありすぎます。Vol.絞っても近づきません。
 すみません。言葉での説明はこれが限界です。
 尚、ネック側のVol.ポッドを2~3に絞ると、例のKeithの5弦ギターの音になります。

 う~ん、このThin Lineというのは使い方次第なんでしょうか?
 Fenderのモノ持っていないので比較出来ません。
 又、これは今まで拙宅にあった音ではありません。
 2×ハムのTele、というのを使いこなしてみよう、と思う今日この頃です。


 最後にスペックです。
ネック:メイプル
ボディー:ホワイトアッシュ
P.U.:プロアルニコハムバッキング
重量:3.5kg(拙宅計測)

 ホワイトアッシュの割りに「異様に」軽いです
 同じ材を使ったFender Japanの「MICAWBER]や「SUNNY」より1kgも軽いんです。どういうこと?
 中がザくられているからでしょうか?時代が時代なんで、結構良い木を使っているのかもしれません。
 荒井貿易さんからの情報ですが、このTE-500N、77年からボディー材がセンに変わっているそうです

 皆さん、ARIA ProⅡ、なかなかイケますよ。
 1本は試してみて下さい。
 (決して何も貰っていませんw。誓います!)


 ではでは。

 まっだまっだつづっくよ~。

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