LES PAUL CUSTOM BB 1993 HISTORIC COLLECTION

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 さて、最初で最後になる「ショップで購入した」新品ギブソン(20数年前)です。

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 もともとLes Paul Custum(以下LP-C)は、GRECOのいわゆるミント期のモノを使ってました。
 当時はこのGrecoギターの良さが今ほど解ってなくて、知り合いにあげちゃいました。
 その知り合いはどこかに売り飛ばしやがったみたいで、今、すっごく後悔しています。
 ボディー上部(上部写真左下部分)に1センチ程の塗装欠け(木が見える)があるものをお持ちの方、是非とも買い取らせていただきますのでご一報下さい。

 さて本題に戻りますが、今から20年前、社会人になって初めてのボーナスGET!。ここいらでホンモノのGIBSONを!、って感じで仕事中(外回りなんで)にとあるお店に。
 行くとあるじゃないですか!
 黒いカスタムが2本も。
 ストーンズのKeith、鮎川さんなどなど、憧れの人が使っているこのギター。

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 これしか眼中に無く、いきなり店員さんに「これください!w」と。
 そしたら店員さん、親切で「こっち、ちょっと違うから音試してみない?」と。
 とてもフランクで親切なんだけど、これは前に書いたようにちょっとしたトラウマ?になってしまいました。
 ちなみに弾き比べたのはP-90が載ってる奴。
 (Keithは3PUとP-90搭載の方が有名ですね。後で知りました・・・・・)
 因みに両方共、このヒスコレマークが付いていました。
 当時はヒスコレなんぞ露知らず、このマークがなんかコレクター品みたいで嫌で、削って消すことまで考えていた愚かなワタシ。

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 で、「P-90より歪むからw。」「みてくれがKeith、鮎川さんみたい」という理由で、PAFの載った奴が我が家に来ることになりました。
 今思えば、P-90もローン組んで無理してでも買って置けばよかった。
 かなり値引きしてくれたし(レシートが残っている)。
 実際、今からじゃ考えられない価格でした。予算が結構余った位。
 山野の保証書がなければ、三鷹楽器の楽器健康保険証だけじゃニセモノ鑑定されても仕方ない、って位。

 余談ですがこの日、仕事終わるのが待ち遠しくて、タイムカード押して即効で帰ろうとしたら、上司から「たまには食事でも」とお誘い。断れなくてGIBSON連れて。
 酒の席、GIBSON見た上司から「貯金って知ってるか?」とお説教。

 で2軒目は断り、やっと帰宅。ハードケース空けて感動のご対面。
 冷静になってGRECOと比較したところ、
 ①お、重い。GRECOより。さすがGIBSON???
 ②ネックが少し、いやかなり幅広い(アメリカさん手デケー。感覚なんで、数ミリの違いの可能性が高いです。)
 ③指板が黒い(GRECOはローズウッド)
 ④ペグが違う。GROVERの方がスムーズに廻る
 当時、なかなか情報を得ることが出来なかったんで、エボニーが、ロングテノンが、PAFが、テールピースが、コンデンサが、なんて知る由もありませんでした(この手の情報誌も高かったです)。
 同じ会社のギター弾きの先輩からは「新品GIBSON?GIBSONはOLDモノじゃないとダメだよ」と言われたのも懐かしい思い出です。確かにLP創世記の木材や電装系は憧れますが、ちょっと考えれば
誰かが新品買って大事に弾かないとOLD・ビンテージって出来上がらないんですよね(いまさらちょっと反論)。
 その先輩、まだギター弾かれてるのかな。

 それで、ネットがこれだけ広まった昨今でもなかなか情報の無い93年ヒスコレ黒カス(ヒストリックコレクション黒カスタムのことです)。
 私も自分の愛機の生い立ちが解らず悶々としていました。
 ですので、まずは自分が持っているモノのスペックを紹介します。
 購入以来、フレット削った以外何一ついじっていないです。

 改めてみると、手作り感満載です。

 ネックは幅広く薄いタイプです。ぶっといタイプじゃありません。

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・ネックジョイント部
 写真の通り、ショートテノンだと思ってたら、接続部5mm位、くっきりとボディー材と色、木目が違います。
 ネックの木がボディーとぴったり接着されている?そんなアホな?こんなんあるん?訳わからん。いや、このカスタムショップ立ち上げ時の試行錯誤の時期なんで、案外ありえるかも、です。
 因みに、私はロングテノンとショートテノンの音の違いは判りません。
 ロングテノンの隙間は接着剤を逃すため、だそうですね(Sくん情報提供ありがとうです)。もしここが接着部分だったら、結構思い切ったことしたんですね。
・ピックアップ
 カバードPAFがブリッジ・ネック側双方に載ってます。出力・出音は今のBurstbucker1・2より若干まるい感じです。
 経年変化?ボディーがオールマホの為?

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・ボディー
 「オールマホ」にTOP材を貼り合わせているのがわかります。
 表面と木の質が違うような、それともプラがこんなに厚い?(Grecoのミントは2~3mmありました。上述、欠けたのではっきり覚えてます)・・・・
・ブリッジ
 GIBSON社製純正品ですね。
・テールピース(アップの写真なくてすみません)
 重いんでアルミじゃないでしょう。裏筋あり。ここはアルミに変えてみようか、と考えてます。

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・電装系
 このコンデンサ、もう少し古いもの、なんとかならなかったんでしょうかw
 POD №は全て13792~となってますんで、93年製は間違いないと思います。
・ペグ
 GROVER社製が載っています。GRECOのミントと比べて、遥かに精度が高い!と感じたところです。
・ネックの天板・つき板(TOPの写真を参照されてください)
 プラスチックです。柊ではありません。この間剥がれかけました(リペアショップにて修理済み)。GIBSONロゴ廻りはくすんでいます。

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・シリアル№:3 4623
 リイシューシリーズの番号みたいですが、3で始まるのって????
 ヤフでヒスコレ93年ものは3本程見かけましたが、みんな3から始まっているみたいですね。
・重量:約4.2kg
 購入当時は計っていないので経年変化はわかりません。ただ初めて持ったときの「うぉっ」って重い感じは今は無いです。「慣れ」ですかね。
 以前ヤフにありましたが、5kgが4.5kgになったなんて本来ありえませんよ。

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・経年劣化
 塗装:ネックの裏側は木目が出始めてます。
     ネックの淵の白い部分、フレット毎にクラックが入っています(写真)。
     ボディーの表面・裏側とも塗装劣化で変色(白色)し始めています。
     ネック・ボディーの接続部分ははっきりと段差が付いてます。
 フレット:オリジナル。レギュラー品くらいの高さがあります(した)。
       昨年摺り合わせました。6~7部位残っています。その際、作業してくれた工房から、弦高調整はブリッジでなく、トラスロッドで行うように、との指示紙が入っていました。
 その他:クラック、小傷、錆びいっぱい。梅雨の時期はネックが暴れて大変です。

・音(うちにアンプはYAMAHAのVR-3000、MarshallのMG-15、VOXのAD30VTと3台+Pignoseがあります)
 メイプル天板のモノに比べて甘いけど、粒のしっかりした音が出ます。
 特に低音はまるく、こもらないのでJAZZなんかに合うと思います(JAZZ弾けないけど)。
 真空管でない歪み系エフェクターの後にBOSSのエンハンサー(EH-2)を通すと、劇的に音が変わります。
 音の輪郭がくっきり、高音が出ます。Burstbucker1・2よりも効果があります。これはVR-3000、MG-15(共にクリーントーン)で、です。
 前に紹介したVOXの真空管ODやAD30-VTだとあまり変わりません。
 チョーキングした1弦22Fが良く鳴ります。

 何気にこの間初ライブを経験させました。
 かわいい子なので、もっと旅させなきゃ、腕上げないと、と痛感です。

 とか言っている間に、20周年モデルが出たそうで。
(ヒスコレの20周年っていうのも不思議な感じがします)
 よくエボニーが入手できたな、と。GIBSONさんエボニー絡みで色々揉めてましたからね。
 又ボディー1枚板っていうのが羨ましいですね。
 比較してみたくても、手に入りません。高すぎます。
 こちらはこちらで、これからも可愛がっていこうと思います。

ではでは。
(2016年1月20日:一部追記しました)

まっだまっだつづっくよ~

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