Greco-SA-64-60 ハードウェアの錆を取る!

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 さて、なんとかネックの反りが治り無事に弾けるようになったこのギターなんですが、やはり、どうしても「ハードウェアの錆」が気になって仕方ありません。
 ブリッジにミュートの為に手を置くと、錆独特のざらつき感が付き纏います。

 尚、現在私は大変恥ずかしながら、人類創世期から存在している病、金欠病に罹患しておりまして(汗)、ハードウェアを全てGOTOH製のクローム仕上げのモノに交換したかったのですが、予算をはじいてみたらかなりに金額になることが判りまして。

 又、交換したらこの錆だらけの鉄、捨ててしまうんだな、と。

 じゃ、削ってもいいや!
 表面加工なくなってもいいや!

と開き直ることが出来、ヨドバシ.comで「金属磨き」といったらこれ!
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を見つけ、即ポチりました。価格は送料込み(無料!)で500円弱。


 こういう作業は休日に限りますね。
 結果、ほぼ一日かかりましたです。

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 まず、ほぼ全ての「鉄」をギターから外しました。ペグに貼ってある数字は「●弦」の意味です。
 P.U.カバーはハンダが溶けず、ヤスリなどで削って外しました。
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 これ、ビス一つに至るまで全てピカールで磨きます。

 磨き方は、はみだしくんになった不要の歯ブラシを使い、クリーム状のピカールが液状になるまで磨くというものです。なかなか落ちない錆はいらなくなった台所用のスポンジのゴワゴワしたところで磨きました。
 歯ブラシはネジやブリッジ等の凹みのあるモノには物凄く有効です。
 又錆の酷いペグは、ピカールを塗り、マイナスドライバーで錆を削り落としました。
 さすがピカール!。どんどん錆が消えていきます。

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 これ、お判りいただけるでしょうか?
 上が磨いたもの、下が未着手のモノです。
 もともとあまり光沢がないモノ?だったみたいで判りづらいと思いますが、上はつるつるになっています。

 ピカールお使いになられたことのある方はお判りいただけると思いますが、開始数分で手は真っ黒です。作業中4~5回手洗いしたくらいです。
 それくらい強烈な錆が付いていました。

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 それで全ての部品が磨き終わりました。
 何となくCRC-5-56をスプレー。さらに欲を出します。

 フレットも磨いてしまいます。

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 指板にピカールが着かない様にマスキングテープで指板を覆い、6角レンチのLの部分にボロ布を当て、ピカールを塗り磨いていきます。

 磨く作業はこれで終了。
 パーツを取り付けました。

ヘッド
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磨く前

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磨いた後

ヘッド裏
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磨く前

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磨いた後
Crocodileロックチューナーが生き返りました!

ボディー
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磨く前

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磨いた後

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 先程まで緑色の錆に覆われていたこのギター、現在は光沢を放っています。
 拙宅にあるGibson-335TDとは違うまろやかな音が鳴ります。
 なんとか復活しました。

 あとは愚かにも自分で削り、現在瞬接で何とか持ち上げているナットをどうするか、です。
 こればかりは自分で出来る自信が無いので、リペアショップにお願いしようと思います。

 最後にピカールの効能?ですが、錆落としには抜群の効果を発揮します。フレット磨きなんか最高です。
 (このマスキング作業は大変ですが、錆のある他のギターでも弦交換時にやってみようと思います。)
 ただ、金属表面の曇りを完全に取ることはできません。
 しばらく様子を見て、削ってしまった表面加工に及ぼす影響を見ていこうと思います。
 又、メッキされているモノは厳禁となっていますのでご注意下さい。

 あ~疲れたw。
 でも、蘇ってくれて本当に嬉しいです。
 数十年ぶりにライブで使ってあげたいです。

 ということで、GOTOHさんに貢ぐ必要は当面無くなりました。
 お金が無いなら汗を流す、当たり前のことをした一日でした。

 今回も最後まで御付き合い下さいまして有難うございました。


 ではでは。

 まっだまっだつづっくよ~。

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