GRECO EGC '75 1989 (cream)

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(20160524:追記しました)
 さて、このカテ久しぶりの更新です。
 これは倅のギターです。
 受験が終わり、ギター弾く、とギター持ち出してきたんですが、弦が錆びまくってまして(汗)。まあ、受験勉強のときに夢中になって弾いていると私みたいな転石人生が待ってますので、しょうがないでしょう。

Return Of The Son Of Shut Up 'n Play Yer Guitar
 邦題のように言いたいのですが、残念ながらまだまだ超初心者です。
 それで弦を貼りかえるとのこと、折角なんで分解させてもらいました。

 まずは入手経緯です。
 ヤフオクwです。
 1年ほど前、「ギター弾きたい」と倅が言い出したのが始まりでした。
 本来ならば20本ある自分のギターから渡すのが「一般的」なのかもしれませんが、「自分のギター」を持たせる方がいろいろ勉強になるだろう?とのことから、小遣い貯めさせて「自分のギター」を買うことになりました。
 中古を狙って何軒かハドオフ廻ったんですが、あまりピンと来るものも無く(私が、です。一応倅も頷いてましたが)、島村楽器でエピフォンのJr.が1万5千円という破格値で置いてあり(色はブラウンサンバースト)、第一候補決定か?と思ったのですが、如何せんボルトオンネック。中華製。店員さんに、「セットネックと比べて音変わる?」と意地悪な質問したのですが、「はっきり変わります」とのお答え。なかなか良い店員さんでした。見直しました。島村楽器。一度変な店員さんに振り回されたことがあるので。

 それで結局ヤフオクで狙うことになりました。
・予算。
・ケースはギグバックレベルで良し。
・国産品
・Les Paul
・色は白(CREAM)
以上の条件で、しばらくジト目で待つ日が続きました。

 そしたらこれがひっかかった、と。リサイクルショップですが、品番は?でしたが詳細に製品説明されてました。
・P.U.が双方共ダンカンに変更(オリジナル無し)
・ネック波打ち
・打痕多し
とのことでジャンク扱い、かなりの安価で入手出来ました。
 ネックはロッド廻したり弱くしたりしているうちにいつの間にか治っていました。これ如何に?

 では早速見ていきます。

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 ボリュートがあります。又ペグはGROVERのようにアソビがなくしっかり廻ります。
 シリアル№は、9 2272。
 おそらく1989年の2272本目の産まれではないか、と邪推します。

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 多分ローズ指板でしょう。ちょっとメが荒いですが、許容範囲だと思います。

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 前のオーナーさん、かなり弾きこまれたみたいですね。かなり減っています。
 まだビビリはないですが、摺り合わせは時間の問題かと。

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 フレット自体は平たいタイプです。ネックはGibson 黒カスと同じ平べったい感じです。ネックバインディングがかなり退色しています。経年劣化でしょうか?

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 ネック側P.U.を外したところです。
×ディープジョイントです。
○グレコオリジナルのLACジョイント(LARGE AREA CONTACT JOINT)です。
 又ピックガード側に板を貼りあわせた跡が確認出来ます。出音などから考えると、メイプル天板を貼り合わせているようです。

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 同じところを反対方向から見ると、表層のプラの厚みがわかります。

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 ネック側(フロント)P.U.は、SEYMOUR DUNCANのAPH-1Nが搭載されてます。

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 ブリッジ側(リア)は、SEYMOUR DUNCANのAPH-1Bが搭載されてます。
 この組み合わせ、かなりの実戦派の方がお持ちだったのではないかと邪推します。

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 国産ですが、SGとの記載が。

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 これも国産で重いです。SGとw。

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 何気に「高い」このエスカッション、本家で「黒」がありますかね?この高さ。Asseyでも見たことありません。

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 ピンボケですみません。ダンカンのP.U.が4芯なのが(赤・白線が余っている)わかります。これシングルorハムの改造できますね。

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 コンデンサとポッドはオリジナルのようですね。

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 P.U.セレクタースイッチは、無印のものが使われてます。拙宅にあるFender Japan Telecaster Custom'72の交換する前のモノよりはかっちり決まります。


 それでこれから経年劣化&修羅場を潜り抜けてきた?このギターの戦歴?です。

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 まずヘッド。欠けたところからポリ塗装なのが判ります。

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 ネックの打痕です。一応運指には問題無いです。

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 ボディーの打痕。

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 ネック接続部は塗装割れ(接続部自体には影響ありません)があります。

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 このつまみは現状でも使えますが、数字がほとんど消えています。

 これだけの修羅場?を潜り抜けてきたギター、肝心の出音ですが、

初心者には勿体無いです!

 まず、P.A.F.と違い、篭りません。ちょっと軽くドンシャリのEQかましたみたいな音です。
 ネック(フロント)側のプレーン弦の音と、ブリッジ(リア)側の音量が低く感じたので、ネック側はP.U.自体のマイナスネジを数回廻し、ブリッジ側は同じ作業の上P.U.自体をかなり持ち上げました。結果、音量差は解消しました。

 あとは、持ち主がどれだけ可愛がるか!。ですね
 宝の持ち腐れにならないことを祈念して。
 このSuper Real関連のギター、海外での評価が高いのが判った気がします。
 Gibsonっていうブランドに踊らされ過ぎている気がしてきました(大汗)。

[spec] 
Body : Maple Top&Mahogany
Neck : Mahogany
Neck Set : Deep Joint
Fingerboard : Rosewood
Pickup : SEYMOUR DUNCAN APH-1N(front) / SEYMOUR DUNCAN APH-1B(bridge)
Weight :4.3 kg

 人生って、やはり花より実を取ったほうが良いのかもしれません(汗)。
 ワタシの中で、今更ですがギブソン信仰が音を立てて崩れ始めてます。
 やっぱGrecoの黒カス、譲らなければ良かった・・・・

 ではでは。

 まっだまっだつづっくよ~

この記事へのコメント

  • 野獣

    管理人様、こんにちは。
    息子さんもギター弾かれるのですね。やはり血は争えない、といったところでしょうか?
    息子さん、どんな音楽が興味あるのか気になります。
    今時のバンドなのか、貴殿の影響でストーンズあたりがお好きなのか。今時だったらBUMP OF CHICKENとかRadwimps, 9mm Pallaberum bullet あたりかな、と思ったりします。
    ちなみに若いバンドマンは上記のような邦楽バンドをコピーしている人たちが多いようです。 あグレコに関しては、本家のギブソンに負けずとも劣らないクオリティのギターが少なくないみたいですね。
    2016年03月22日 16:22
  • 管理人

    野獣さん

     いつもありがとうございます。
     倅ですが、特にこれ、というのはまだないみたいです。
     今はDead Flowersのコードを必死に練習しているみたいです。
    (何気に銃と薔薇楽団がカバーされてますね)
     ただ、幼少の頃からStonesやWhoのビデオを観るだけでなく来日公演を連れ回しましたので、少しは影響あるんでしょうねw。

     10数年前、拙宅のGuitalele、ある意味子供サイズ?ですので、ネックもってボディーを壁に叩きつけてたことがありましてw、大人げ無く怒った事もw。本人は覚えていないようですが。

     教育って大事ですねw。

     それでこのカテの話ですが、本当にこのミントの時期のモノは良くできてますね。
     GIBSONのLPJ(2013)なんかよりずっといいです。本当に花を取るか実を取るか、です。
     Orvilleなんかは富士弦製なので、しっかり造られている、と海外での評価が高いと聞いていますし。

     やはり、楽器は自宅でゆっくり時間を掛けて弾いてみて初めて良さ・長所・短所がわかるかな、と。人付き合いと同じような気がします。
     勿論一目惚れもありましたです。
     ただ拙宅は増えすぎました(汗)。長所・短所が判ると愛情湧いて手放すの嫌になりますし。本当に困った趣味ですね。


       管理人拝
    2016年03月22日 21:51

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