これは1979年10月発売、82年の11月に生産終了して、CE-3にバトンを渡しています。
CE-1は84年5月まで生産されてますので、3年間の短命だったみたいですね。
この裏蓋は第4期のモノのようです。
又拙宅のモノは黒ネジです。
入手元はヤフオクです。ここ数年前の入手です。
当時の定価まで行かず、何とか入手出来ました。
尚定価は¥13.000です。
物価指数?から考えると、今よりも高価なモノだったんでしょうね。
それでは見ていきます。
ロット№0200。
BOSSさんの製造ロットは社外秘だそうで、現在検索サイトが閉じてしまっているので何時頃のものかはわかりませんが、黒ネジ、裏蓋が4期のモノということから、後期生産品でないかと邪推します。
又、これも1台しか持っていないので、製造時期の違いは判りません。
尚、この「踏むところ」の裏側のスイッチが当たるところは凹んでいます。
以上、心臓部分は(拙宅の)CE-1から変わっています。
この機種の特徴ですが、
①CE-1に比べてつまみが二つになり、細かい調整が出来るようになりました。
この「RATE」「DEPTH」つまみのコンビネーションは、現行機種のCE-5、CH-1にも引き継がれてます。つまり、この機種で「Chorus」の原型が出来上がった、と。
②CE-1の特徴の一つであるステレオアウトが出来なくなり、モノラル専用機種になりました(BOSSのChorusではこれだけモノラルです)。
③前機種のCE-1から「Chorus」と「Tremolo」が分離しました。
④ご覧の通りコンパクトになり、使い勝手が向上しました。
●定価ベースですと、かなり安価になり手が届き易くなったのではないか、と。
それで肝心の出音です。
今回も最初からクライマックスです。
前機種のCE-1に比べて、中低域が出るようになりました。ブーストしているように中低域が出ます。オペアンプが付いたのはこの為なんでしょうか?
ただこの音はデフォルトのようですので、CE-1に慣れたユーザーからすると「FAT」感は払拭出来ないと思います。
勿論高域はCE-1同様の音がしますが、如何せん「FAT」感の為、高域の出音は小さく感じると思います。
このCE-1とCE-2、弾き比べるとはっきりと違いが判ります。
どちらが良い、と言えるモノでは無いので、入手を検討されている方は是非とも試奏されることをオススメします。
どちらが良い、と言えるモノでは無いので、入手を検討されている方は是非とも試奏されることをオススメします。
「FAT」感があること、つまみ2つで細かく調整出来ることから、ある意味この「どっぷり」感ではこちらに軍配が上がるかな?と。
ただ、CE-1の音に慣れると違和感が払拭出来ないんですよね。
本当に「好み」の問題かと思います。
尚、この「どっぷり」コーラス感は、この機種までです。
次世代?のCE-3からは、がらっと変わります。
次世代?のCE-3からは、がらっと変わります。
このカテ、次はCE-3を上奏します。
今回もお付き合い下さいまして有難うございました。
ではでは。
まっだまだつづっくよ~。
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