さて、このカバー編、私の独断と偏見wでバンドを紹介していきます。自分がある程度詳しくないと書けませんからね(汗)。
殆どが1960年代にデビューしたバンドです。
尚、私産まれていても幼稚園入いる前の記憶は殆どありませんw。
今日紹介するのは、黒人Bluesからのカバーと言えば、このバンドは絶対外せません。CREAMです。
実際バンドアレンジでは、Stonesよりこっちの方が演り易い?かもしれません?。
尚、私はどちらも好きです。プロは偉大過ぎます。
しかもバンドアレンジに関しては「バンドサウンド」を目指していたStonesに対して、「結果として」早々とバンドサウンドになったCream。この違いは大きいです。
ただ双方に言えることは、黒人音楽を聴きまくった!。又結果として後年沢山のフォロワーを生んだことです。
又決定的に違うことは、長寿バンドと短命バンド、ということです。
当時、Yardbirdsで有名だったEric Claptonと、これまた有名なジョン・メイオール&ブルースブレイカーズのDr.、超頑固親父w!Ginger Bakerが演奏後、帰宅の為ミニクーパーで同席した時の会話からこのバンドの核が出来ます。
ただのBLUESバンドでなく、BLUESを基本に音楽性を広げていきたい、とClaptonとBaker意気投合。Claptonは専門ボーカル+αとしてSTEVIE WINWOODを誘いたかったようですが(αの理由は後述)、もし加入していたら今のClapton(歌手として)は又違った形になっていたかもしれませんね。
尚Stonesが売れ始め、スケジュールの穴の後釜に入ったのはClapton在籍時のYardbirdsです。
色々繋がってます。Swinging Londonなんて言われてた割には意外と狭いんですね。
尚、Bassはクラプトンが是非とも、とチェロから音楽に入った「歌える」ベーシスト、Jack Bruceを入れ、3人のトリオ編成で、BLUESを母体としたオリジナルを演奏するバンドが結成されます。
このバンドのキーワードは、
①最低限の人数&熟練者(ギター・ベース・ドラム)
→この形態は、後年沢山のフォロワーを産みました。
②音楽のベースがBLUES。黒人音楽。これがメンバーを繋ぎ止めていたのかと。
③メンバー間の仲が壊滅的に悪く修復不可能(ジンジャー(ドラム)とジャック(ベース))。英国的と言うか、大人気ないというか。
この③に関して、何故にClaptonはSTEVIE WINWOODを誘いたかったかと言うと、Claptonは自分では二人の間(ジンジャー&ジャック)の仲裁は出来ないと思い、Stevieに緩和剤になって貰おうと考えていたみたいなんですが、その夢は適いませんでした。
この「仲の悪いエゴ丸出しの演奏?」が、結果として新しいバンドスタイルを作ったと言っても過言ではありません。怪我の功名、なんでしょうか?
まあ、バンドに必要な「協調性」が全くない?バンドでしたのので、デビュー2年半後には解散します。これは「伝説」とマスメディアが囃し立てていますが、必然だったんでしょうね。マスメディアはあまり触れませんが、間に入っていたClaptonの心労は計り知れなかったかと思います。
さて、前振りが長くなりましたが(汗)、
早速名演をご紹介していきます。
まずは1stアルバムから。
原曲:Howlin Wolf:Spoonful
カバー:Cream
早速3人バンドアレンジ炸裂!です。
以前紹介しましたね。これはスタジオ録音Ver.です。
原曲:Born Under a Bad Sign(Albert King)
カバー:Cream
さて、このアルバム、LP2枚目はライブコンピレーションです。
原曲:Robert Johnson:Crossroads
カバー:Cream
*動画は後付けみたいですので、音のみでお楽しみ下さい。
これ、Claptonが後年にした話なんですが、「音の煩い連中がいきなり演奏を始めてしまい、慌ててなんとかバンドにあわせた」、と。それでアドリブでこのソロですか!!!!
バックもただソロのバックではなく、盛り上げているのか好き放題遊んでいるのか? 私個人はギターソロのバックはこれくらいやってもいいんじゃないか、と思っています。特にB級ヘビメタで良くある延々としたルート音の単音弾きなんか、演っていて面白いんですかね?聴いていたらつまらないです。ハッキリ言って。
ただ、毎日アレンジ変わると同じフレーズ弾けないしこういうやり方も大変だな~とは思います。
他の日の演奏、Bootleg聴きたくなってきましたw。
Stonesの項目でも書きましたが、やはりClaptonもBootlegでRobert Johnsonを聴いたんですかね?貪欲な姿勢は手段を選ばないと思います。
このトリオバンド、お聴きになられてお判りいただけるかと思いますが、ライブ会場でアドリブかましても、残りの二人が反応してアレンジが広がっていくんです。
勿論、かなりの高等テクニックがないと出来ません!
人数の多いバンドは、音の広がりは期待できますが、テンポの速い曲でこのような小回りを効かせるのはかなり難しいんです。
つまり、3人トリオバンドはインプロバイゼイションと言うのですか?ステージで小回り利かせやすい?、と。
勿論、スタジオで原曲の形をしっかり作ってからでないと無理です。以前大きな勘違いした底辺バンドにいましたので良く判ります。「解散」するまで歌詞おろかコード表すら渡さなかった自称作曲者。このバンドのVo.&Guitarさんは、その場の「英語」?の歌詞で精一杯で、ギターはコード弾きばかりでした。歪ませてるのにVol.絞らずリフ一つ作れず。大体歌メロバッキングはコードでソロは単音。全部の曲がそんな感じでした。
バ●が勘違いすると、聴いていてつらい演奏になってしまいます。
ですのでこの演り方は、楽器始めて日の浅い方&勘違いオリジナルバンドにはオススメしません。歌って楽器弾きながら次の小節のアドリブ考えるなんてあなた出来ますか?
勿論彼ら(Cream)の演奏をコピー&カバーされることは大賛成です。ライブのアドリブで完成されたアレンジをどんどん展開されてください!(私に弾き方教えて下さい・・・)。
又トリオバンドでギターソロ時、バックが何も考えずに歌メロの時と同じアレンジで単音弾きなんて全ての曲で演ったら、滅茶苦茶音量、テンション低くなります(わざと演ったりしてw。やっぱり文句言ってきたので「オレはこれがBESTだと思う!じゃあリズムアレンジ「具体的」に提案してみろ、わかるんだろ?」なんて大声で言ってみて黙らせたりw。)。大声でやりあうのって好きじゃないんですが、第3者に褒めてもらって調子に乗ってたのもありますが、性格悪いですね、私。トリオバンド末期の話です。何もやらない自称リーダーにお灸をすえるつもりだったんですが、やりすぎですかねw?。辞めること前提に行動すると強気になれるものなんですねw。
尚この流れ、カテで先にStonesを紹介したのは、5人バンドならばある程度とっつきやすいから、と思ったからなんです。
又黒人BLUESに入るには、白人バンドの解釈方法を聴いてからの方が入りやすいか、と。
3人バンドは、ちょっと早い紹介になりましたが、熟練者向け、です。
要は原稿が追いつかなかった、と(大汗)。
このカバーバンド編、5(6)人、3人編成と来ましたので、次は4人バンドで締めたい(多分1回では無理)と思います。
今回も最後まで御付き合い下さって有難うございました。
ではでは。
まっだまっだつづっくよ~。
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