BOSS OD-1 OverDrive(後期型:BOSS製品で同じ音は出せるか?)

BOSS OD-1_1068.JPG
 ジョジョのスタンドではありません。欲張ったらかなりの長文に(すみません)。
 初号機にして最高傑作!BOSSのOD-1を紹介します。
 これに関してもネットで沢山詳細な情報がありますので、ご興味ある方はググってみてください(情けない)。
 私はググってみて、自分のモノが後期型のモノって初めて知りました。

BOSS BOOK.jpg
 又、この本等に詳細に書いてあります。
 本当にマニアの方々の研究熱心さには頭が下がります。
 ですので本当に情けないですが、このブログでは私が持っているモノについて書きます。


 まずは入手経緯です。
 高校時代、バーター取引、所謂交換で入手しました。
 自分の持ち駒は、BOSS OC-2(Octaver。Octaveではないです)でした。
 (今となってはこのOC-2、どうやって入手したか覚えていないんですよね)
私「DS-1があるけどソロ用にもう一つ歪み系が欲しい。SD-1はTONEつまみがあるからなんだか面倒?」
相手「カシオペア演るのに歪みが足りな過ぎるし、ローファイ過ぎる。今はオクターブマシンが欲しい」
という、見事にwin=winな取引?で拙宅に来ました。
 その後プレミア価格が付き始めてから、そいつは「返せ」なんて言って来ましたがw、返すも何も交換ですからねw。OC-2手放さないなんて言っているし。

 という訳で、労せず?入手しました。
 こういう労せず入手した奴限って(SG-1もそうです)、あまりモチモノに対して詳しくなかったりします。私も例外ではありません。
 ですのでネットで情報が出るようになって、改めて同じOD-1でも色々あるということを知った、という(汗)。

 それでは気を取り直して?見ていきます。

BOSS OD-1_1069.JPG
 ロット№はスタンプで262000。スイッチは黒、電池スナップも黒です。
 このスタンプロット№、改めてですが界面活性剤の入ったモノで拭くと消えてしまいます。アブナイところでした。
 電池スナップが出ているところもスイッチの脇です。

BOSS OD-1_1073.JPG
 これは初期型の裏面だそうですね。

BOSS OD-1_1078.JPG
ACAアダプターです。これはON時に点灯するタイプです。

BOSS OD-1_1079.JPG
PSAアダプターです。あまり差はない?

BOSS OD-1_1074.JPG
 基盤は台湾製です。

BOSS OD-1_1075.JPG
 オペアンプはNEC製のC4558C。拙宅のSD-1と同じです(SD-1の項で説明忘れてすみません)。クワッドタイプではなくデュアルタイプのとこと(何のことでしょう?)です。
 トランジスタはSD-1にも載っていたC732やK30Aが載っています(i phoneのカメラが接写に向いていないみたいで、ピンボケですみません)。
 これらの事から完全に後期型の様なんですが、何故か銀ネジ。
 ま、私のところに来るまでに何人かオーナーが代わったみたいなんで、誰かが替えてしまったんでしょう。
 TOPの写真だけでは、素人さん騙されてしまうんではないか、と。
 最近は銀ネジ単品で出回っていたりしますので、入手される場合はお気をつけ下さい。安価で入手されることはあまりないでしょうから。


 それで肝心の出音なんですが、
 物凄く中域のみが前に出ます。ほんとFATって感じです。
 逆に言えば高域と低域が見事にカットされてしまってます。
 TONEつまみがないので、これ単体で、ハム載せているLes Paulなどでの音作りは難しい?。
 又このOD-1、初期型と後期型で音がかなり違うみたいですね。
 初期型の方がもっと繊細?な音が出るみたいです。ですので中古市場でも初期型は数倍高値だとか。

 ただ、ドンシャリ(高音と低音が前に出て、中域があまり出ない音)系のMarshallのJCMシリーズなんかには、中域を補正するという意味で物凄く重宝します。
 ですので歪みを作るよりも、中域ブースターとして活躍しているようですね。
 以前紹介したGUYATONEのPS-011 DISTORTION SUSTAINERのようなMarshallライクなモノには物凄く相性良いです。


 それで、これで終わるのもなんですので、BOSSのモノで、同じ、近い音が出るモノを、拙宅のモノから探してみます。
 モノが後期型なんであまり参考にならないかもしれませんが。

 今回のジャッジメントですの!は、
IMG_6115.JPG
 いつもお馴染み、ギー太くん(GIBSON LES PAUL '59 PREMIUM GRADE 2004)と、

IMG_6614.JPG
 今回初登場。シングルコイル搭載とのことで、ギー子ちゃん(Squier BULLET 2006)にご登場いただきます。

Guyatone PS-011_9419.JPG
 アンプは毎度お馴染みMG-15さん。キミに決めた!
 因みに何故拙宅にあるVOXのAD30-VTが出てこないかと言いますと、
さすがリ●マイ。中古激安だっただけあって、スピーカーがちょっとヘタレてるんです。
 以上から、スピーカーもヘタっていなく、Cleanモードで試せるMG-15さんを使っています。

 尚、OD-1はつまみ12時で、その音に近づけることを目的とします。
 又比較写真のつまみは、あくまでも私見です。絶対的な保障をするわけではありません。

OD-1&SD-1_1090.JPG
 まずは製造時期が近い、同じオペアンプ&トランジスタを使っているSD-1(Super Over Drive)と比べてみます。
 早速結果ですが、同じ音は出ないです
 OD-1の中域の太さは、SD-1では再現出来ません
 近づけてみて、上のようなセッティングが限界です。
 尚、SD-1の方が低音が出ます。全体的に音がフラットになってきている感じです。

OD-2_1092.JPG
 つづいて、型番では正当な後継機種?に当たるOD-2です。
 ターボ機能が付いていますので、両方試します。
 このOD-2ですが、兎に角出音が小さいこと
 これもなんとか近づけてみてこんなセッティングです。
 さらに高音、低音が出ます。

OD-2_Turbo_1094.JPG
 で、ターボONにしてみました。
 中域が出ますが、一緒に高域も出てしまいます。
 OD-1のFAT感は再現出来ません。

BOSS BOOK.jpg
 この本では、ターボOFFモードはOD-1に近づけたと書かれてますが、初期型のOD-1なんですかね?拙宅の後期型のモノとは全く違うと思います。

OD-2R_Tuebo_1095.JPG
 その後継機種、OD-2Rターボモードです。OD-2のゲインの低さだけでなくその他色々改良されてようで。これはOD-2のページで書きます。
 進化?している分、どんどんOD-1のLOW-FIの音から遠くなっていきます。

OD-1&SD-2_1096.JPG
 SD-1の後継機種、私のお気に入りSD-2のクランチモードですが、もうここまできちゃうと違う機種ですね。カセットテープとCD位の音のレンジ差、違いがあります

OD-1&3_1097.JPG
 これは孫に当たるんですかね?例のらくがきさんです。ゴム部分のON/OFFって書いてあるのがお判りいただけるか、と(これだけは消せませんでした)。
 何気にFAT感は引き継いでいますが、やはり高音・低音としっかり出るようになっており、このTONEつまみだけではOD-1の音にはなりません。

 結論として、OD-1はOD-1。同じ音を出すならOD-1で、と結ばせて頂きます。
 同じオペアンプ、トランジスタ載せているSD-1が同じ音出なかったのは以外でした。
 やはり、詳しく研究されているサイトさんの仰ることは間違いではなかった、と。
 尚、ギー太とギー子、ストラト(シングルコイル)の方が相性良さそうです。
 単体でも、ギター側のVolつまみでクランチからソロまでカバー出来そうです。
 ハムではかなりFATになるので、ブースターとして使ったほうがいいかもしれません。

GUYATONE_1098.JPG
 でブースターとして違いがあるか?をMarshallで歪ませることを前提に、MG-15の歪みモードよりもMarshallライクな?GUYATONEのPS-011を使って弾き比べて見たんですが、OD-1の方が若干音が前に出るような。本当にちょっとの誤差範囲だと思うんですが。
 ステレオレコードとモノラルレコードの音圧の差を安いプレーヤーで聞いた、という感じです。勿論OD-1はモノラル、SD-1はステレオです。
 因みに気をつけないとハウります。アンプ(15W)のVol.つまみ3でハウりかけました。

 多分現在中古で出るものは、OD-1沢山持っているマニアが音に満足しないものを手放したモノが多いでしょうから、どうしてもこれが欲しい方は、オクなんかではなく、実際いくつか在庫を持っているSHOPで、何個か出音を確認してから購入されるのが宜しいかと思います。
 オクで安値で出ていても、吊り上げなんてされたらお店で買うのと変わらなくなると思います。
 どうせ高い買い物になるのですから、しっかりと選ばれてから購入されてください。
 あと、どうしても欲しい、というならば、自作、という手段もあります。
 頑張って下さい(私も作ってみたいですが、今の段階では何もアドバイスできません。すみません)。

 今回は、違うジャンルの音楽を好きな友人がいると、掘り出し物が手に入った、というお話でした。

 ではでは。

 まっだまっだつづっくよ~

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック