BOSS NF-1 Noise Gate(NS-2比較記)

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 さて、やっとBOSS 80'sの1台目です。
 これは拙宅にあるものです。サビサビです。
 比較的最近、コレクター的好奇心で入手しました(言い訳を諦めました)。

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 シリアル№は612500。シールです。スタンプではありません。
 何時ごろのものですかね?(有名だった検索サイトが閉じてしまってるので判りません。すみません)

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 まず簡単に製品説明をしますと、弾いていない時のノイズをカットしてくれるというモノです。
 このタイプのエフェクターは電気ギターを弾く方ならば必需品ではないかと思います。
 改めて、ですが、電気ギターは常に「ノイズ」が付いて廻ります。電気ギターをアンプに通されたことがある方ならば、必ずおわかりいただけると思います。
 この電気ギター、楽器の中ではかなり頑丈な部類に属すると思うのですが、この「ノイズ」に関してはかなり敏感です。
 蛍光灯ON/OFFのノイズをAC電源を通して拾ってしまうこともありますし(事実です!)、昔話ですが、ライブのMC時、ギターがタクシー無線の音を拾ってしまって(弦、P.U.と長いケーブルがアンテナの役割をしてしまうことがあります)、会場が爆笑の渦にまみれたこともありますw

 勿論、ケーブルが長くなれば長くなるほど、音の微弱な電気信号は劣化し、ノイズを拾いやすくなります。
 又そのようなノイジーな状態で歪ませる(入力値を上げる)と、原音だけでなく、ノイズまで増幅してしまい、さらに歪み系エフェクターを多用すると、出音はかなりカオスなものになってしまいます。
 ですので、ギターから来る電気信号&ノイズを、アンプ、もといエフェクターで増幅する前に、ノイズだけを取ってしまえばカオスにならずに済むであろう、という発想から生まれたエフェクターなんです。
 ただ、当時の技術的な限界もあり、ギターの音とノイズを分けることは出来なかった様です。
 基本的にギターの音量はノイズの音量に勝ってますので、このエフェクターは、ギターの音が出ているときは、ギターの音でノイズをマスクし、音が鳴っていない時は音の電気信号を遮断してしまおうという、ある意味大英断から産まれたモノです。
 勿論、音が出るときは敏感に反応し、音が消えていく時はゆるやかに消えていく、という工夫が凝らされています。
 ただ、やはり音へのレスポンスは現代のモノに比べると劣ります。


 実際そうでしょうか?
 一応、現行のNS-2と比べてみました。
 まず、アダプターについてです。

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ACAアダプター接続

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PSAアダプター接続
 どちらともLEDランプはしっかり点灯しています。アダプター駆動に関しては、どちらでも問題ないかと思います(ロットナンバーによって変わることも考えられます!)。

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それでこのように接続し、

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今回のジャッジメントですの!は、先日の大手術の傷がまだ癒えず、直列配線だとノイズが出る拙宅のMICAWBER、直列モードで試してみました。

数値で表せないので、文字で先に結論を言います。

・ノイズ除去について
 NS-2が明らかに優位です。演奏中のノイズまで取ってくれます。
 NF-1は演奏中でもノイズが出てます。これは仕様ですから仕方ありません。
・音の立ち上がり
 エフェクト効果を強く掛けても、双方あまり変化なし?でした。
・音の減少の追随性
 明らかにNS-2が優位です。NF-1は効果を強くすると、ばさっと音が切れます。ある意味これはこれで使い方があるかもしれません。
・原音に関して。
 以外や以外、NF-1は音痩せしません。勿論ノイズも含んでいますが。NS-2はノイズリダクション効果を強く掛けると音量が小さくなる、音が痩せます。これは比較して初めて気が付きました(情けない)。ある程度ノイズを覚悟して効果を緩くすると音量は元に近づいてきます。

 これ、NS-2って、ノイズとギターの音を分けてノイズだけを消すっていう触れ込み・仕組みなんですが、実際はノイズの周波数をいくつか予めプリセットしておいて、それに合わせたパライコでノイズを取っているのでしょうか

 取り敢えず総合的に見れば、NS-2に軍配が上がりました(あくまでも私論です)。

 「音の自然減少(サスティン)がばさっと切れる効果」を期待する方以外は、無理してこちらを選ぶ必要はないかと思います。現在は同社から上記、NS-2という現時点での傑作機種が出ていますので。
 しかしコレクターズアイテム化しているのか、吊り上げか判りませんが、ヤフオクでの中古相場はあまり変わらないみたいです。


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 ただ、BOSS NS-2の項目でも書きましたが、このアイデアはBOSSが一番乗りだった様で、この点に関しては本当にもっと評価されるべきではないか、と。
 沢山のフォロワー・コピー品を産んだのですから。

 拙宅では、実験後は収蔵品として収納されました。

 ではでは。

 まっだまっだつづっくよ~

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