私説:Keith Richards Open G考 中編:鳴らしてみた

micawber2.jpg
 ネットで拾ったのですが、ホンモノ、なんでしょうか?

 すみません。又長くなるので(汗)、勝手に中編を作りました。

 まず、前編で触れましたが、Keithの5弦Teleなんですが、PUセレクターは全てリア(ブリッジ側)にあり、何故フロントにハムを載せているのに使わないのか不思議でした。

 それで今までは写真通り、リアPUで音を作っていました。

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 雑な写真ですみません。
 BOSSのPW-2(中低域を持ち上げるのに最高のエフェクターです。入手経緯は後日。尚Driveレベルは0です)等を使い、Teleの細いリアの音をぶっとくして楽しんでいました。EQだけでなく、何故歪み系を入れたか、というと、エンハンサー(EH-2:倍音増幅器)の効果を期待したからです。
 倍音を増やしているので、プレーン弦(1~3弦)の音が前に出てきます。
 ただこのやり方だと、低音ノイズまで増幅しちゃうんですね。ぶ~ん。
 EQの低音がおもいっきり凹んでいるのは、このノイズ対策です。
 コードかき鳴らしている時は気にならないんですが、Honkey Tonkなどの単音ソロになると、「ぶーん」って低音ノイズが表に出てきて。
 さすがにKeithは、パライコとか良い機材でそのあたりの対策はしているんだろう、と。又PU自体が良いのかも知れません。
 一応、こんなセッティングで、Fender JapanのMICAWBERでも、アンプ(アンシュミ)をBASSMANモードにすれば、それっぽい音が出せました。

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 因みにBOSSのこれは本当に良く出来ていると思います。ブライト感などかなりいい線いっていると思います。ただ、、やはり「キモ」である真空管の「音圧」は出し切れていない気がします(仕方ないですよね)。
 まだハイブリッドの、VOX AD30VTのBASSMANモードの方が「音圧」がある気がします(そんなこといいながら恐縮ですが、BOSSさん、70年代Ampegのアンシュミ作ってくれませんかね~。VOX、Marshallと作って、あとはAmpegとMusic Manだけです。出したもの勝ちですよ!これ絶対文句言いませんから!オクなんかじゃなくちゃんとお店に発売日に買いに行きますから)。

 話は変わりますが、ここ数年、StonesはFrom The Vaultシリーズなる、リマスターしてBD媒体を使った高画質な過去モノを発表し始めました。。
 特に81年のHamptonの、'72Custom使用時の、神経質なほどVol.&PUセレクターを調整する姿。フロントハムをVol.絞って使っていた、という話は、以前ギターの紹介欄で書かせて頂きました。
 又L.A.Fridayなる75年アメリカンツアー、Jumpin' Jack FlashでKeithがチューニングの合わないMICAWBERからゼマティス(リアハムのみ搭載)に曲中にギターを持ち替える時、あまり音の違和感を感じなかったような(私だけでしょうか?)。
 1990年、初来日。東京ドームに行かれた方も多いかと思います。その時のライブも発売されました。
 日テレで放送されたものと全く違うアングル・高画質に驚いて(アンコールでのジャニタレも映っていないし!この英断、100点です!)、夢中になって観ていた時のことでした。

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 キャプの精度が悪くてすみません。
 曲はSTART ME UPなんですが、違和感?無く聴いていたこのギター、フロントPUのカバーが付いていない、新種?の5弦ギターだけでなく、PUセレクターが「フロント」に!倒れていました。

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 PUセレクターがフロントにある事事体、が「!!!」でした。
 ま・さ・か・・・・・
 拙宅のMICAWBER、フロントPUにして、ギター側のVol.10だと「ブーミー」になってしまうのですが、Vol.を絞る(2~3です!)と、なんと!それっぽい音がするじゃないですか!勿論エフェクターはEH-2とEQのみで、です。
 前編のリンク、76年の音は、Vol.絞り過ぎてしまったのか、しょぼい音になっていますが、まさにこの音です。
 特に72年ツアーの音なんか、Telecasterって先入観除けば、モロにハムの音ですよね。

 このように、ハムの音を使っている、と考えると、ハムのPU、ひっくり返しているのも判る気がしてきました。少しでもトレブリーな音を拾おうと、との考えからでしょうか(Malcolmも。ただ、SUNNYはひっくり返されていないんですよね)?
 又、普通のTele、シングルPUでこれをやると、思いっきり音が痩せて、全く違う音になります。
 だからこそ出力の高いハムを載せているのか?と。

 では、PUセレクターの位置の件は?
 
 反転させている?。
 大きいスイッチノブがあると、Keithの様に右手を派手に動かす場合、手に当たって邪魔なのかと(拙いモノマネで実験済み)。多分、白いストラト用の小さいものを付けているのは、この為ではないかと。又、このスイッチは、動く手がVol.ポッドに触ることを防ぐ為(Vol.レベル2~3です。ちょっとでもずれると音が全く変わります)に、安心して派手に動けるようにする為にあるのか、と。
 まさにプレイヤビリティ重視、しかもブリッジ側のPUはダミー?
 Keithの事ですから?、気まぐれ、フェイク狙いなのもあるかもしれませんw
 ただこう考えると、全ての5弦Teleにハムが搭載されていることに納得がいきます。
 又Fender BassmanはBlightなるインプットジャックがあります。こちらにギターを入力し、高音域を補正しているのか、と。

Keith_Bassman_7TS9.jpgAmpsRack1.jpg
 ネットで拾った、Keithのラックとのことです。歪みはMAXONのTUBEスクリーマーと(又アマチュアがなかなか手の届かないモノをw。)
 グライコは低音を上げているようです。Open G用かどうかは判りません。
 これを見て、リアPUの低音を上げて使っているのかと思ったくらいです。
 リアPUは低音あまり期待できませんからね。
 残念ですが、今の私のレベルではこれ位までしか判りません。

28EQSetting.jpgFenderBassman(Control).jpg
 ホンモノ?なんですかね?1枚目は2台並んでるんで、そこらの素人さんのモノではないと思います。
 つまみの位置なんですが、TONE関連は2枚ともあまり変わらないんです。トレブルをあまり出してない?高音域はアンプが出してくれるんでしょうか(本物のBASSMAN鳴らしたことないんで判りません)。

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 拙宅のVOX AD30VTのBassmanモードでは、トレブル上げないと最近の音がしません。

 ただ、70~80年代のMicawberに近い音は出せました。
 ですので、まだ中編ですが、一応
 Keithの5弦ギターは、フロントPUを250kΩ(シングルPU用)のコンデンサを通し、Vol.2~3で鳴らしている?
 と結論付けてみます。

 ただ、もう一つの可能性、考え方、があるので、ここで一度区切ろうか、と。
 所謂「PU直列」です。
 ハムとシングルの組み合わせだと、コンデンサが250kΩの場合、ハムの音量でシングルの音がマスクされてしまう可能性が大きいかと。
 ただ、可能性は捨てきれないので、こうなったら一度配線変えてみようと思います。

Fender_4way_0554.JPG
 丁度良いものが届きました。
 Telecaster用、4wayスイッチです。
 他の配列を崩さず、新たに一つの配線を作れるモノです。
 思い切って直列しか出せないギターにすることも考えたのですが、折角こういうパーツがあるので、試してみようかと。
 ですので次回は本当の後編、「直列!」に挑んでみます。

 ではでは

 まっだまっだつづっくよ~

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