FERNANDES Zo-3 RED 1992or93?

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 やはり戦隊モノのリーダーは赤かと(意味不明)。
 ある意味、世界で最も有名な我が国発(製造ではないです)のギター、Zo-3を紹介します(wikiによると、90年の発売以来、出荷総台数35万「頭」だそうですw)。

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 もともと、携帯ギター?、拙宅にはすでにGITALELEさんが居座ってましたので、彼の居場所は無いはずだったんですが。
 ギー子(Squier BULLET)ちゃんを買ったハドオフを数年後(多分2010年頃)訪ねたところ(毎年ここに旅行いってるんですよね)、ジャンクコーナーで2千5百円という、信じられない値段で置いてありました。
 ジャンクの理由として

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 この電池モードON/OFFつまみが折れている(修理した写真です)。確かにすぐ折れそうでコワいです。

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 9V電池のスナップが壊れている(修理した写真です)。これは丁寧に使っていれば壊れないだろ~!
 この2つの理由でジャンク扱いにされていました。他の部分の異常は認められませんでした。
 又、ジャンクでありながら

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 肩からかけれるオリジナルソフトケース付き。その場で即、購入でした。
 尚、ジャンク扱いとのことで音出しはさせてもらえませんでした。が、内部が壊れていようが、この値段はあまりにも魅力的でした。

 旅行から戻り、早速ジャック通してアンプに(Pignose)繋いだら、しっかり音が出ました。
 (今から思えば、Zo-3とPignoseっていうのも変な組み合わせというか、所謂一つのコラボレーション?)
 あとは壊れているところ、修理するだけだったのですが。

 やはり安価なジャンクギター、ヤニでベットベトでした

 弦の張り方も、上下縦横無尽に巻かれており、「どうしてこうなった」って言う状態でした。2弦に至っては。一巻きしかされてません。ロックペグでもないのに。
 又Zo-3の弱点でもあり、大事にしているかどうかはっきり判るところ、スピーカー部分に溜まっている埃ですが、埃だらけでした。
 初心者さんが弾けずに乱暴に扱って壊れて捨てちゃったのか、と。

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 それでも少しフレットが減っているところを見るに、手離したのは本当に初心者さんだったのでしょうか?。それとも頑張って練習したけど壊れちゃって諦めたか、とか。ただ販売価格からして、タダ同然で手放したのは明らかでした。

 ですので、まずしたことは「清掃」でした。
 その後、弦を張り、取り敢えずアンプあれば出動可能状態になりました。
 (Pignoseがスタンバってます。なんだか本末転倒な気がしますがw)
 ただ、当時は鉄道模型に興味(予算)が行っており、積極的な修理はかな~り後になってからでした。

 暫くして、以前紹介したFender Japanのテレキャスターを修理した時に、一緒に部品を取り寄せました。
 電池スナップはホムセンで買いましたが、この折れたセレクタースイッチは何故か?見つからず、S村楽器で取り寄せを頼みました。
 その後、ヤフオクwで、パーツジャンク集なるものがあり、S村楽器で購入した額+2~3割増えた値段(送料込)でそれを入手し、その中にこのスイッチが2個入っており、

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 結局オリジナル部品は手を付けず、ヤフで買ったパーツを使いました。折れているのが元から付いていたパーツです。
 それで、多分これは初期タイプなのではないかと。
 2010年頃の購入なんですが、

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①ストラップピンがこの位置にあります。ここにストラップ付けるとストラップが邪魔で弾きにくいったらありゃしません。
②ACアダプタージャックが付いていません。
③ヘッドフォン端子が付いていません。
④あくまで勝手な推測ですが、ネックスタンプ(下記)に92年頃の製造をにおわせる表記があること。
など。

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 これ、こんなことでも相当勇気入りました。穴空けて付けました。さっきの「ジャンクパーツ」に入っていたモノです。尚、現行品は全てこうなんですよね。
 プレイヤビリティは凄まじく向上しました。

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 ネックスタンプは92 060とあります。ここで根拠の無い推測ですが、92年製ではないかと?Zo-3はシリアル№がない上に、製造国まで不明なんですよね。尚、ボディースタンプは判明できませんでした。
(たまに高額機種に、MADE IN JAPANってあるところを見ると、やはり他国製なんでしょうね。今はクマモンモデル:熊本産樫の木を使っているのが15万円でありますがwこれはしっかり、「国産」、と明記されてます)
 又、スピーカースペースが切り取られているのが判ります。

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 PUの裏側です。無印です。上の写真でも判りますが、ボディーは木を2枚、表と裏を貼り付けているのが判ります。が、仕上げがあまりにも雑過ぎると思うのは私だけでしょうか?
 尚、スピーカーの淵、カバーは、「摩擦力」のみで取り付けられています。いつ落ちるか判ったものではありません。

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 これを見たとき、言葉がありませんでした。発砲スチロールってw中学時代の技術工作じゃないんですからw

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 所謂Zo-3の「心臓部」です。この手のモノに詳しくない私は、もっとちゃんと授業聞いて置けばよかったと、いっつも思います。

 それで、出音なんですが。
 9V電池(アルカリ)が高価なこともあり、アンプ専門でした(Pignose)。というか、家で生音で弾くのが主でした。当然こんな得体の知れない木を使っている上に、中は殆ど音響的な事を考えていない空洞だらけなんで、全然期待していませんでした。

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 それで先日、お世話になっているリペアショップで、こんなモノを見つけました。面白そうなんで2つ購入(女房も1本持ってますので)。
 で、初めて電池モードで鳴らしたんですが、結構鳴るものですね!(今更ながら(汗))
 自宅で弾く分にはVol.1~2で十分な位音が出ますね。これは以外でした。
 ただ、音上げると歪みではなく割れが酷くなります。これは小さなスピーカーと構造上の宿命ですね。
 それで、試しに昨年家に来た、VOXのAD30VTのBASSMANモードで弾いてみたら、そこらのギターと遜色なく?そこそこ鳴るじゃないですかwこれには困りました。山のようにある機材全てが否定されていく感じがして・・・・・
 しかも、ネックとボディーの重量バランスがGIBSONのSGタイプよりずっと悪いのに、デッドポイントがあまり無い?んですよね。
 女房なんて、「これで気兼ねなく全て処分出来るね」なんて言い出す始末。
 ま、小さい音なんで、実際、実戦投入したらわからないです(苦しい言い訳)。
 やはり、ペグの精度は安定感に欠けますし、ボディーなんかいつかパカっと割れそうで。。。。
 それでも、結構使えるじゃん!愛情こめて改造されてる方が多いのが判りました。形だけじゃないんですね。ちゃんと鳴るんですね。9Vアルカリ電池よ!もっと安くなれ!

最後にスペックです。
NECK : 609mm Short Scale, 22F.
CONTROL : 1 Volume,2Way Mini-SW. (Power-SW.)
OUTPUT : for Amplifier Jack×1
COLOR : RED
以下推定です。
NECK:MAPLE
FINGERBOARD:ROSEWOOD
BODY:?
原産国:不明
WEIGHT:2.7kg(拙宅計測)

 このZo-3、発売時から価格が上がっていますが、スペックも向上していますね。最近のはサーキットまで改善されているそうで。
 カスタムモデルで芸達者(アーム付き)とか、マルチエフェクト内臓モノもあるそうで。
 これから更にどう進化するんでしょう?
 こういうものは、改造前提でないならば、変に高価な中古モノよりも、新しいものを購入された方が色々グレードアップされてて良いかと思います。
 殆ど「木」に拘りがないギターですからね。
 勿論、初期型はボディーがあまり削られていない上、安価ならばカスタマイズされたい方にはぴったりかと。
 それでも定価3万6千円。この値段ならば中古の国産の良いモノがオクで手に入るんですよね。
 評価の難しいギターでした。
 ある意味、エレクトリックギターの最終形態なのかもしれませんw

 ではでは。

 まっだまっだつづっくよ~

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