入院記③感謝の気持ちを込めて:前編

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 さて、本来ならばこの内容が一番最初に来なくてはイケナイのですが・・・・・
 一応、血、とか、手術、の苦手な方は今回は避けて下さい。すみません。
 知らぬうちにグロく書いているかもしれませんので。

①初めての入院。大部屋。

 女房に付き添ってもらい、看護師さんに案内されて4人部屋へ。
 通路側でカーテンに囲まれている、所謂涼宮ハルヒ的?な「閉鎖空間」(違うだろw)だったんですが、結果的に正解でした。
 病室は南側。窓側の方は景色はいいですが、冬ですので陽が当たると暑くて暑くて。
 窓側の方がお気の毒でした。

 で、準備を終える前に、病室の方みなさんが挨拶に来て下さり・・・・
 こちらから行かなきゃ行けないんですよね。皆さん年配の方で・・・・
 同じ病室だった方、お気遣い下さって今更ですがありがとうございました
 皆さん、自分より大変な疾患で入院されておられて。
 「早く出れていいですね」と逆に元気付けて下さって。なんだか複雑でした。

②初めての手術

 前に書きましたが、取り敢えずダイエットが出来、手術台に行ける事になりました。
 手術台までは徒歩でした。
 噂では聞いていたのですが、東京ドーム並み?の圧の掛かった室内です。
 (入室時、ドームの退場時と逆の現象が起きます。手術室内は気圧が高くなっています。外気等を吸い込まず、余計な菌を入れない様にする感染対策の為です。)

 又、清掃用にステンレスむき出しな壁が多い為無機質な感が強く、余裕で行けると思っていた私も、少し緊張してしまいました。
 それで、手術室のスタッフさん、慣れてらっしゃるんですね。こういう奴に。
 凄く丁寧に、フランクに接してくださり、初対面なのに会話が盛り上がってますw
 皆さん凄いスキルをお持ちです

 それで、仕事の話なんかしながら、「取り敢えず酸素マスクです」と。シュー。
 スタッフさん「点滴打ちますよ~。抗生剤ですよ。痛いですか?」
 私「毛細血管がどこにあるか判る位痛いです」なんて軽口を叩いたあと、

 「俺さん!俺さん!」と私を呼ぶ声が。
 「手術無事終わりましたよ!もうリカバリールームですよ!」
  え?!

 全身麻酔の凄さを思い知りました。
 点滴の会話後、全く記憶がありません
 多分、点滴と酸素の併用麻酔だったと思うんですが、気道確保などされたのかどうかも判りません。勿論されてるでしょうが。
 当然、執刀された先生のお顔も拝んでいません。
 尚、手術時間は1時間40分だったそうです。約2時間旅立ってたことになります。
 あの落ち方、睡眠薬なんてメじゃありません
 スタッフさんの手際の良さに脱帽です。凄い!
 それでスタッフさんが、「これが取った扁桃腺です。」と既にホルマリン漬けになっている地球外生物のようなものを見せてくれて、開口一番(といっても声にならない声?ですが)、
 「それ記念にいただけないですか?」と私。抜歯じゃないんだからw貰ってどうするんだよw
 「残念ですが病理(検査)に廻しますので」と。
 「組織の下の方が壊れていて、皮膚に癒着していたので切り取るのに難儀しました。」とも。
 そんな腐りかけたもの喉の内側に2つも抱えていたんですね。そりゃしょっちゅう熱出すわけですわ。

 その後自分のベッド(リカバリ室まで来ている)にゴロリと移り、病室まで看護師さんに押して貰って戻ってきました。
 気分はそこのけそこのけ病人様が通る!ですw一仕事終えた?こともあり変な優越感に浸ってました。
 で、待ってくれていた女房から、手術時間のことを聞いた、と。「随分長かったね」と。心配かけてごめんなさいです。

③初めてのマジナースコール

 術後の経過は一応順調で、点滴が終わったの気付かず血液が逆流した時等にナースコースを押して、看護師さんに来てもらって処置していただいていたのですが、緊急を要するものではありませんでした。
 それで「そろそろ退院出来るかな?」と思っていた矢先に、事は起きました。

 朝、痰が詰まった感じがして目が覚め、痰をティッシュにぺっとやったら、どばっと出たモノでティッシュが真っ赤に。まさにこの場面の一言
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なんじゃこりゃ~!(心の声です)」。
 ナースコールのボタンが枕元にある有り難さがわかりました。
 すぐに夜勤の看護師さんがお二人来て下さり、状況みられてすぐに台所の三角コーナーのようなものににビニール袋をかぶせたもの(吐血、又拭いて血が付いたティッシュを入れるモノ)と車椅子を持ってきてくださいました。吐けども吐けども血が止まりません。
 その車椅子で病棟の診察室へ。

 時計見たら朝5時でした。
 何時になっても止まらない血を吐きながら、「オレ、さすがに今回はヤバイんでね?」と優作さんの最後の台詞を覚悟し始めた時、「大丈夫ですよ。良くあることですから。心配なさらないで。」と妙に冷静な看護師さん。この一言でかなり気分が落ち着きました。こんな時に冷静で暖かい声が出せるなんて。。。。
 一応自分の声は出せますので、「皆さんにご迷惑お掛けしちゃって」と詫びたところ、「いえいえ。良くあることですし、先生すぐ来ますから。近所に住んでますからさっきお呼びしました。」と。なんですと。こんな時間に。しかも「良くある」事なんですか?!(先生、これじゃプライベート無いじゃないですか!)

 数分後、主治医の先生がいらして下さりました。因みに今日は日曜日です
 早速処置開始。術部位(左側)がぱっくり開いてしまったそうで、レーザーで縫合してもらいました。
 ただ、部屋に戻り暫くすると又吐血。ナースコール。レーザー。
 繰り返すこと3度目、医長の先生にも来て頂き、先程よりもさらにさらに入念に、レーザーが皮膚を突き抜ける痛みを感じながら、文句?の言える立場ではないので自分の皮膚の焼ける臭いに変に感動?しつつ、処置が最終的に終わったのは10時30分。結果、手術よりも時間が掛かりました。
 掠れた声で先生はじめ看護師さんに心から御礼を述べ、病室でひと段落し、トイレに行こうと立ち上がったら物凄い眩暈。これこそ貧血です。そりゃあれだけ血吐いていれば、と。
 飲み込んだ分も含めれば、軽く500ml以上は出血しただろうと。
 (この後便の色が変わり、それが3日程続きましたので。)

 尚、この為退院は延期になり、さらに3日の絶食(点滴のみ)の苦行が待っていました。

 後編に続きます。

 まっだまっだつづっくよ~。

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