バンドあるある⑧コピーバンド編:次のステージに向けて。メンバー再編

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 早速ですが、又書き忘れててすみません

○ライブが終わったら
 楽屋に入って片付ける前に、メンバーと一緒に喜びましょう。「おっしゃ~」と(常識の範囲内で、他のバンドに迷惑を掛けない程度に)叫びあったり、ハイタッチしたりなど、です。これは演奏がどうのこうの関係なく、です。初めてのライブを無事終えられたことに対して、メンバー同士、リスペクトしあいましょう
(下の2に当てはまる場合でも、一応やっておくのが礼儀かと。ただ、メンバー替えたいんだったらやらない方が良いかもしれませんね。)

 今回も長文な上(短く纏められなくてすみません)、重い話です。

 さて、初めてのライブが終わりました。
 感想は人それぞれだと思います。
 それでも共通している感想はあると思います。
 この3つ、どれかに当てはまるんじゃないでしょうか?

1.同じメンバーで又ライブやりたい
2.メンバー替えてライブやりたい
3.もうバンドやりたくない

 3の方は、取り敢えず、暫く時間を置いて、冷静になってください。
 何故やりたくないのか、を冷静に考えてみて下さいね。
 勿論、第3者のせいで、ということも考えられますが、自分を責めすぎず、他人のせいにもしすぎず、ゆっくりと、感情的にならないでください。
 又この世界に帰ってくるのも勿論ありです。待っている人がいるかもしれません。

 で、1か2の感想を持たれると思います。多分。
 1は素敵なことだと思います。なかなか気の合うバンドメンバーと出会えないものですから。
問題は2です

 理由はいろいろあると思いますが、替えたい奴の理由として
①テクニック的に酷過ぎる奴がいる(演奏技術向上が絶対に認められない)
②自分(が目立つ事)のことしか考えていない。協調性がない、出来ない癖にイバる。
③メンバー全員と音楽の趣味が合わない。
④メンバー全員が自分のことしか考えていない
⑤意外とだらしなかった奴がいるw

 ③の場合、続けてみると以外や以外、面白いことがあったりします。仲の良い友達バンドならば、メンバー全員に協調性があると判断出来る場合は暫く続けてみるのをお勧めします。
 ④の場合、新しい出会いを求め、自分で辞めてしまいましょう。以前あるある①、②で書いた私の事例なんかが良い例です。

 それ以外、メンバーで一人、こういう面倒な奴がいた場合、辞めさせるの、大変ですよね。
 以前書きましたが、①は結局辞めさせられず最後まで居座られ、②は借りパクしたまま泣きながら帰り、⑤に関しては、私以外は古くからの友人同士のバンドでしたので、多勢に無勢、改善の余地無しと判断し、自分から辞めてしまいました。辞めた理由は「音楽性の違い」って言いました。モメるのも面倒ですし、彼に良くなって欲しいなんて思ってもいませんでしたので。これ、辞めるときに結構便利な言葉です。

 意外と「辞めさせる」って難しいんですよ。
 リーダーか誰か他のメンバーが「オマエクビ」ってはっきり言えて、「はいそうですか」となるパターンはなかなかないです。もしこれでメンバーチェンジが出来れば、こんな楽なことはありません。説得した人は金鵄勲章(若い世代の方読めますか?)モノです。

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 一つの例えで、ハウンドドッグというバンドがありました。昭和の終り頃、6人いたメンバー、3人を入れ替えるという大手術をしたバンドです。もともと大学のサークルのメンバーで結成した、所謂「仲良しバンド」でした。
 やはりなかなか上手く行かなかったようです。特に明らかにテクニック的に劣っていたある方は、泣いてまで残留をしつこく希望したらしいですが、結果的に(どうやったかは知りません)辞めさせましたね。当時新メンバーの方の音に違和感を感じましたが、結果として演奏出来る曲の幅が広がり、バンドとして黄金時代を迎えました。この後残念ながら解散してしまいましたが、最後までメンバーチェンジをしなかったことは、とても評価に値することだと思っています。


 では自分達のバンドは、そうすれば良いでしょう?
 ひとつの手段として、「偽装解散」というものがあります。

 これは誰かが「もう辞める」等と言い出し、次の予定を組まないことから始まります。
 辞めさせたいターゲットは決まっています
 ここで、ターゲットの変わりがいるかいないかで動き方が変わってきます。

・代わりのメンバーがいない場合
 解散後、残りのメンバーは暫くは表立って動けなくなります。内緒でスタジオなんか入っていると、いつのまにか(いつの時代もお節介な奴はいるモノです)ターゲットの耳に入りますので、慎重な行動が必要とされます。
 自然解散のようになるのが理想なんですが、なかなかそうは行きません。
 辞めさせたい奴程図々しく、「次はいつ?」なんて聞いて来るものです。
 暫くは個人で練習し、腕を上げるのも必要な時間です。
 その後、ターゲットに変わる人が見つかったら、バンド名を替え、活動再開しましょう。
 辞めさせられた奴が突っかかって来る可能性は大いに考えられますが、
「新メンバーがどうしてもこの面子でやりたがってさ」
「偶然だよ。偶然」
「1回限りのメンバーだと思うよ?」
「オマエも新しいバンド組んでみたら?(俺は忙しいから手伝えないけど)
等、各メンバーが違ったことをいうと、辞めさせた奴はいい加減気付き、表向きは諦めます。
 自分の経験上、殆どの奴は、バンド活動を辞めちゃいました。
 つまり、口悪く言えば、他から全く声が掛からない奴だった、ってことです。


・代わりのメンバーがいる場合
 「新結成」などと適当なことを言い、精力的に活動しましょう。勿論突っかかってこられたら、上記と同じ対応で大丈夫?です。

 これは、ターゲットが同じ学校だったり、昔からの仲間だったりすると、付き合いが長い・深い分大変な作業になります。勿論、仲間外れにしてしまう訳ですのでちょっと心が痛みます。ただ前述、自分の経験からすると、こういう時ははっきりした方がいいです

 人間関係ぎくしゃくしたバンド程、やっていて面白くないものはありません。
 又、ターゲットは狙われるだけあって、絶対に改善しません。

 結局、バンドをしなくても、ターゲットになる奴は、暫くしたら他の件で足を引っ張ってきます。広義な意味で「だらしない奴」ですから。

 人間、年を取ると友人が減ってくるって言いますが、これ、見方を変えれば、自分に必要でない奴:だらしない奴との関係を切ってくるからなのでは、と思うことが最近多々あります。
 私も年を取ったようです。。。。。。。

 昔、宝島誌が月刊誌だった頃、チェッカーズ
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の竹内亨(中央:右から3番目)さんのインタビューがあり、「バンドの解散で音楽性の違いなんてありえない。メンバーの仲が悪いだけだ」って言い切られてました。実際、100%ではないですが、その通りだと思います。

 バンドで一番大事なのは、音楽性ではなく、人間関係です。
 前にも書きましたが、だらしない奴程売れてきたら調子に乗り、人間関係を壊します。だから売れたら暫くしてすぐ解散しちゃうバンドが多いんですよ。そういうだらしない奴程アーティスティックであるなんていう困った風潮がある為、手に負えません。又そういう奴程上手く(こういう時だけ下手に出れたりします)業界関係者に取り込み、面白くも何ともないのにやたらメディアに登場する奴がいますよね?誰か?は読んで下さったみなさんの価値観・ご想像にお任せしますが。

 ROCKという魔物は音楽・ファッションだけでなく、海外の、日本人に相容れない価値観まで一緒に持ってきてしまったようです

 向上心、協調性、責任感を持った人が集まるのが「本物のバンド」なんです。
 でなけりゃ続きません!
 音楽を人前で演りたいくらいの連中ですから、自己顕示欲の塊なんですけど、協調性を持っている奴もいるんです。
 そういうメンバーに恵まれたバンドは、本当に幸せだと思います。

 良く、古いバンドを指して、「まだやってるの?」なんてバカにする人がいますが、あなたが好きな出来てあまり日の経っていないバンド、その後何年続きますかね?それとも先にあなたが飽きちゃいますかね?そんな無責任で勝手な人が、沢山の葛藤を乗り越えて尚続いているバンドの事のことをどうこう言えないだろ!と思うのは私だけでしょうか?
 勿論、表現&言論の自由を侵害するつもりは全くありません。
 ただ、お金・欲だけで続けられないんですよ。ホンモノのバンドは。
 今回言いたかったことはこのことです。

 その一文の為に、結局又長くなりました(汗)。

 メンバーが決まったら、次のライブに向けて動き出しましょう。

 次回こそ、「次のライブに向けて」を書きます。

 ではでは

 まっだまだつづっくよ~

この記事へのコメント

  • 野獣

    ハウンドドックのメンバーチェンジに関しては、演奏の幅が広がり、進化を遂げたという点では、イエスやディープパープルにも通じるところがありますね。両者ともレコードデビューしてからの第一期メンバーの中に、技術的に限界のあるメンバーがいましたから。
    ハウンドドックはヒット曲を出したあとでも地方公演を大切にしてましたからね。その点は好感持てます。

    あと、プロ・アマ問わずメンバーに問題児がいると厄介ですね。結果として他のメンバーがそのとばっちりをくらいますから。
    2016年02月04日 18:09
  • 管理人

    野獣さん

     レス遅くなってすみません。

     YesやDeep Purpleなんか良い例えですね。これらのバンドを上げなかったのは、交代後、メンバーが流動しすぎちゃたからなんですw。更なる境地に向かい過ぎて。協調性を主題に書きたかったので、メンバー大チェンジの後、メンバーチェンジ無く長く続いたバンドって限られちゃって。
     たしかにハウンドドッグは年間250本とかツアー廻ってましたよねw。
     これだけ忙しくしていたから、出来たからこそ、バンドが続いたのかもしれませんね。「予定」がきっちりしていて。
     逆に一番楽器が上手だった奴がクビになったバンドもありますね。「協調性無くて」。フロント二人が71歳で元気に南米廻ってるw
     お陰で「バンド」のキーワードが揃ってきました。
     本当に助かります。いつもありがとうございます。

      管理人拝
    2016年02月05日 21:05

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