Telecaster Custom '72 BLACK(追記)

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 さて、4本目のFender Japanテレキャスターになります。
 (追記20160523:Keithのギターは74年モデルとのことだそうで、74年モノ自体フォントが違うそうです。U.S.A.製でも72年モノはこのフォントだとそうです)
 これはもう、「Keith Richardsモデル」っていってもいい位、Keithが使っていたことで有名になったギターですね?。
 そのKeithはこのギター、3本?持っているらしく(ソースはネットですので不明確です)、実戦投入されているのは2本確認出来ます。違いはピックアップセレクターの色です。メインが白、サブが黒です。
 尚このギター、どちらかはその後改造されます。PUセレクターがブリッジ側TONEポッドの位置に移動し、2Vol&1TONE仕様に。もともとセレクターがあったとところは埋められてます。6弦も外されます。
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 映画「Shine a Light」、来日公演では2006年ドーム初日、タマアリ1曲目のJumpin' Jack Flashで使われてます(最近のツアーでは使われてないですね。)。
追記:20160129:プロモPV、Doom & Gloomで使われてました。失礼致しました!

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 自分は75-82年ツアーまでKeithが使っていたレギュラーチューニングのモノが好きなので、そっちに近づけてます。

○では、入手経緯から。

 これもヤフオクwです。
 ミカウバーと違い、はっきり「ジャンク」と出品者さんが付けてました。
 ジャンクの理由として、
・トラスロッドがこれ以上廻らない。
・ピックガードのネジ穴がいくつかバカになっている。
・サーキットが機能しない(リアPUとVolしか機能しない。ただ接続していないだけでなく、コンデンサ等の付属もなし)。
・リアPU交換(セイモアダンカンのST59-1b:ハムタイプ)

とありましたが、それ以上にオマケが魅力でした。
・フェンダーロゴの入ったストラップ(これはあまり魅力は感じませんでした)
・純正と同じ形状のトーン・コントロールノブ(必須!)
・新品のピックガード(Assy Partsはいくつあっても邪魔ではありません!)
・ペグ・ブリッジはGOTO製に交換済み(GOTOなら安心です)
・シールドジャックはALLPARTS JAPAN製
・表面のビス・ストリングスガイドがブラック、防錆仕上げ
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が付いていました。(ネックの上にのっているのが来たときに付いていたボリューム・トーンノブです。)
 又質問欄から、フロントPUは配線の長さ余裕有り、との情報が。
 又決定的だったのが、ボディーの塗装を研磨して、薄くしている。と。
 何となく「ボディーが良く鳴るんじゃね?」と邪推できました(バスウッドでどれ程のものか?とのツッコミは無しで)。
 もともと、そういう意味もあり、ポリ塗装の厚いの、苦手だったんですよね。傷に強いのは認めますが。
 それで、サーキットは何とかなるかな?と(なりませんでしたが)、購入に踏み切りました。
 それで、ブリッジ側1ハムのみというのもやはり不自由を感じ、自分での配線を試みましたが、結局断念。近所のリペアショップへ。いつもの通り、気持ちよく作業して下さいました。ブリッジ側のPUは、ヤフオクで「Fender Japan(型番不明)のテレキャスから外した」、というものに交換してもらいました。


○長くなりましたが、見ていきます。


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 シリアル№P0 82896
 Crafted表記ですので、1999~2002年、ダイナ楽器での産まれのようです。

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 ペグはGOTO製です。がっちりしてます。KeithはSharllerなんだそうですが、交換するの勿体ないのでそのままです。

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 指板の模様は特に特徴はありません。
 フレットはちょっと減ってますが、ビビリはまだありません。
 又、トラスロッド用に、ネック裏はブラウン色の木で埋められてます。

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 フレットは高くもなく、低くも無いタイプです。
 尚、ネックはMICAWBERやSUNNYに比べると太いです。勿論反っていません。トラスロッド少し戻しても順反りになりませんでした。

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 ネックスタンプです。尚、ネック側のハムの裏は、全くの無印です。

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 世界の有限会社GOTOのブリッジです。クローム仕上げがしっかりしていて、全く錆びと無縁です。
 駒があまり動いていないようにみえますが、きっちりオクターブ調整はしています。

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 PUセレクターです。
 これはオリジナルパーツのようですが、このタイプ、「かちっ」と決まらない時があります
 困り者なので要交換パーツです。

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 作業して頂いたサーキットです。
 コンデンサ・シールド等特に指定しませんでした。「鳴れば良いです」って素人?丸出しのお願いをした覚えがw
 基本配線が出来ていれば、あといじるのはかんたんですからね。へっへっへっ(今の自分、悪い顔していると思います)。
 ちゃんとシングル:250kΩ、ハム500kΩに分かれていますので、ハムがブーミーになったりしません。といってもこの日本製のハムP.U.、Vol.10で鳴らすと結構ローファイ、ブーミーです・・・

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 アースもばっちり。手を離しても「ぶーん」は鳴りません。ブラスプレートからではなく、ブリッジを留めるネジに配線されてます。
 これ、SUNNYやMICAWBERでもやってみようかと。

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写真
 このパーツ、シールド、しっかりはまります。

○それで出音です。
 初めのうち、ネック側のハムの音が、篭りに篭って嫌でした。
 U.S.A.本家モノに変えようと思っていました。鳴らしたことないくせに。
 ただ、、STONESのHAMPTON'81のBDを見ると、Keithは曲中でも結構PUポジション、ボリュームいじってるんですね。
「やはりPUは本家のモノでないとダメなのか」と半ばあきらめムード。
 それである日、拙宅のミカウバー(拙宅のはカタカナ)を弄っている時、偶然ネック側、ハムのボリュームを絞ってみたところ、もこもこ君から凄く綺麗なクリーンな音が出てくるじゃないですか!(もちろん高音が突き抜ける音ではないですが)これは盲点でした。というか、嬉しい誤算でした。
 81~82年ツアーのTime Is On My Sideのイントロなんか、まさにこの音です。
 しかも、ソロパートはブリッジ側でテレっぽい歪みが作れて
 STONESの81~82年のツアーのレギュラーチューニングの曲の音は、殆どこのギターで作れるといっても過言ではありませんたまにP-90の載ったGIBSON Les Paul Jr.Double Cuttawayなんかを弾いていますが。
 因みに拙宅でのアンプセッティングは、VOXのAD30-VTのBASSMANモード。フルテンです(勿論後ろのパワー・アンプの出力ワット数が調整できるパワー・レベル・コントロールレベルは「1」です。ここを廻すと家から追い出されます。)。
 当時、KeithはMesa Boogieのアンプ使ってたことからみると、結構近い音なのかな?と(今はBassmanですが)。
 このテレ、2Vol、2TONE仕様は本当に面白いです。色々な音が作れます。
 あとはPUセレクタースイッチをSWITCHCRAFT社製に交換するだけです。ガタツキ過ぎです。
 これ、STONES好きなギタリストは必携です。私ごときが言うまでもありませんが。
 又Telecasterとしても、この配線のタイプは結構色々な音が作れて面白いと思います。
 一つ我侭を言えば、ネック側のハムバッカー、ボリューム10でもうちょっと分離の良い音が出れば、というところです。やはり本家のPUが欲しくなって来ましたw

○最後にスペックです
Pickup:Fender Japan Original(Neck) Fender Japan Original?(Bridge)
Pickup構成:Hum&Single
Frette:21
Neck:Maple
Body:Basswood
Fingerboard:Maple
Neck Joint:Bolt On
Weight: 4.0kg(拙宅計測)

 これは手放せないギターです。汎用性が広過ぎます。ブリッジ側のボリューム絞って歪ませると、又違った音色を出します。
 本当にオススメですギター側のVolフルテンだけが全てでない、と教えてくれたギターでした

 え、素直に買った方が安いんでね?と?
 旦那、そりゃ無粋ってもんですわ。ギターは自分の好みに合わせてナンボのものでっせ(GIBSONは別です。ギターに自分を合わせます。どっかの軍隊みたいだな_Fender Japanの改造に抵抗ない、という理由のひとつ?です)。
 実際、GOTOの部品代、Fender JapanのAssy他付属部品(ソフトケースも付いていました)だけでも結構すると思います。
 出品者さん、ありがとうございます。大事にさせてもらってます。

次はFender Japan最後のテレになります。

ではでは。

まっだまっだつづっくよ~

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