バンドあるある⑤コピーバンド編。初めてのライブ!:会場選び


新宿ACB(アシベ)ホール_a0145e85.jpg
相変らず写真の無断転載すみません。
 さて、初めてバンドを組み、演奏出来るようになったら、人前で演りたくなるのは人の常。というか、コレが目的ですよね。バンドって。
 初心者さんが挑む、「初めてのライブ」について、今回は会場についてです
 かなり長文になってしまいました。宜しければ是非とも最後までお付き合い願います。

 まず、初心者バンドがピン(単独)でライブをやることは滅多にありません。というか、出来ません。ノウハウが無いからです。
 学園祭なんかで、共演バンドがない場合なんかはピンでやりますが(私のデビューはこれでした。顧問の先生がバックアックしてくれました。場所は学校の体育館。ただ、照明・PAは無し。あんな小さいアンプで、どこまで自分の楽器の音が届いたかのか。届かなかったほうが良かったのかw当時はあれが普通だと思ってました。)
 一般的にはパッケージショー(死語?)のように、いくつかのバンドで時間を分けて出演することになります

○会場のメリット・デメリット
 まず、ライブをするなら、日程・共演バンド、会場、演奏時間を決めましょう。
(コピーバンド同士、同じ曲を演奏するバンドは避けた方が良いです)
 尚、ライブの場合、音響・照明機器が必要です。
 自分達で巨大なアンプを用意し、調整なんて絶対に出来ません。その為、必然的に次の2パターンに分かれていくと思います。

 A:何も無いホールを借りて、音響・照明は専門業者を雇う
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 B:ライブハウスなど設備が既に整っているところを借りる
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 では、それぞれのメリット、デメリットをあげてみます。

 ○Aのメリット
 ・市民会館等は既に椅子があり、駐車場があるところが多いです特に「小ホール:キャパ(収容人数)100~400人位の会場がオススメです。大ホールなんかになると、キャパ1000人単位になってきますので、100人入ってくれても会場スカスカで、絶対に盛り上がりません。

 ・会場費自体は基本的に安いです(チケット代が2000円超えると、「営利目的」になり、会場代が10万円以上上乗せされるってルールがありました。契約時にチケットの提示を求められました。某市民会館)

 ・学園祭で体育館やら講堂・武道場などを使えば基本会場費はタダです。

 ・市民会館なんかだと、楽屋が充実してます。1バンド1部屋とか貸してくれたりします(オプションで実費請求される場合もありますが、安価です)。

 ・その他、電気代を請求されました(上記某市民会館)。


 ●Aのデメリット

 ・音響・照明を雇わなきゃいけないのでそっちの方が経費がかかります

 ・楽器(ドラム・アンプ)などは基本全て自分達のものを持ち込みますので、運搬が大変です(レンタルも可能ですが、勿論別途費用が掛かります)勿論片付けもしなければなりません

 ・会場によっては未成年者がイベント責任者の場合、保護者同伴が必要になります(私は一度これを経験しました。こういう時の親なんて、空気読めず本番直前にあーだこーだ言い出したりしてうざいったらありゃしない。邪魔です。)。

 ・又、ここに限ったことではなく、イケナイことですが、未成年者の場合、タバコが吸えません。お酒もダメです。

 ・雇った業者が会場に慣れてないと、自分達も早く会場入りしなくてはならなくなります(夕方からのライブでも、10~11時入り(会場に集まること)なんてザラにあります)。慣れていても早入りが基本になります。つまり丸1日つぶれますので、休日しか出来ません。例の「時間にだらしない奴」なんかがいると、こういう時に全員が迷惑します。

 ・ チケットは自分たちで作らなければなりません今はプリンターが普及したので、そんなに問題ないかと思います。私が学生だった頃はプリンターなんかありませんでしたので、名刺屋に印刷を頼んでました。

 借りる前に会場・複数業者と入念な打ち合わせが必要です。ですのでベテランの指南役の人がいない場合はあまりオススメ出来ません


 続いてライブハウス、Bです

 Bにも2種類あります。
 ①基本客は着席。所謂JAZZ BAR
 ②基本客は立ち見。
 これ、①は狭い上、複数バンドが演奏する場合、演奏者だけで会場(お店)が埋まってしまうというデメリットがあります。
 今回はパッケージショーを前提に考えますので、②の説明をします。

 ○B②のメリット

 ・音響、照明、大型楽器類(ドラム・アンプ・キーボード)などが既に置いてあり、自分の楽器だけ持っていけば演奏可能。勿論自分のドラム・アンプ・キーボードなどの持込も可能(移動が大変なのであまりオススメできません)。

 ・客スペースはあまり広くない上立ち見状態が可能(椅子有も可)なので、初めから客が立ってくれている上、混んでくれば前の方も人で埋まり、雰囲気が良くなってきます。盛り上がるかも!


 ●B②のデメリット

 ・全て揃っている、営利目的なだけあって、会場費が高いです

 ・チケットは会場から支給されるものしか使えません。1枚2千円前後で一人10~20枚程度売らないといけないノルマが課せられます(売れない分は自腹。これが会場費になります)。勿論会場でもインフォを出し売ってくれますが、名の無いアマチュアバンドのチケットはまず売れないと思っていたほうがいいです。尚、もしお店でチケットが売れた場合は、バンド(出演者)に雀の涙程の金額(ギャラ)が返ってきます。が、会場費で相殺されるのが殆どです。

 ・大都市では駐車場の無い場合が多く、駐車禁止重点地区になっている場合が多いです。大きな荷物の積み下ろしは迅速に。車は有料駐車場に。これも経費です。

 ・チケット代以外に、「ドリンクチャージ」なるものがある会場が殆どです。客に一人500円~1000円の当日現金負担を強います。このドリンク、ちゃんとしたサーバーで入れてくれるビールやちゃんとしたフレッシュジュースを出す会場もあれば、ビールは缶、ジュースやコーヒーは業務スーパーの紙パックを紙コップにいれただけのものを出す会場もあります(当然おかわりは有料です)。事前に調査、来てくれるお客さんへの事前説明が必要です。

 ・会場は営利目的で経営してますので、休日はプロが入り。アマチュアが使えることは少ない、というか殆ど使えないと思っていただいてい結構です。必然的に平日を選ばざるを得なくなります

 ・休日で夜にプロの予定があっても、昼間の時間を貸してくれる会場もありますが、休日料金で少し高くなり、更に15~16時には夜の部の準備の為撤収しなければなりません。その為開始が昼の12時から、入りは朝9時などとタイトなスジュールになります(時間にだらしない奴はこういう時も活躍?します)。

 ・ ビルの廊下のことを「楽屋」と呼びますw。ですのでそのビルのテナントのスタッフさんなんかが平気で通ったりします。行儀良くしましょう。楽屋がある会場もありますが、まず狭いです。又そういう場所ですので盗難・紛失事故が多いです。余計な荷物は持ち込まないほうが賢明です。

 ・会場近辺の店舗、住宅は、会場に好意的ではありません。今までの歴史から、だらしない客(ファン)が会場近辺の施設に迷惑を掛けまくってきたからです。たとえ素行が良くても、格好が一般人から懸け離れている場合が多いwので、そんな人たちがたむろしていたら、近隣のお店、住民は大迷惑です。(彼らとしては、誰よりも早く会場入って、前の方に行きたいので必然的に列を作るようになります。店舗の前にモヒカンさんなんかがたむろしていたら、コワくてはいれないですよね)。又、絶対に未成年のタバコ・路上アルコールは厳禁です(ここだけではないですが。もしそんな奴がいたら真っ先に通報されます)。会場時間までは他の場所で時間を潰して貰う様、来てくれるお客さんに説明しておきましょう。

 なんだかデメリットばかりw
 備えあれば憂いなし、という感覚で読んでやって下さい。

 これだけ読むと、億劫になってしまいませんか?
 ただ、ちょっと探せば、アマチュアバンドのパッケージショーをプロデュースする団体がどこにでも必ずあります。ネットの普及した昨今、探すのは難しくないと思います。まずはそこに登録するのが一つ目の手段だと思います。勿論、事前にその団体の評判を調べておくのも忘れずに
 ただ、これも営利団体だったりしますので、上記よりも若干高く付く事をアタマに入れて置いて下さい。
 又知らない連中と一緒になりますので、仲良くなれれば面白いですが、くれぐれも盗難には気を付けて下さい。
 勿論、会場におけるメリットデメリットは上記と同じです。

 我が国では、アマチュアバンドを育てる環境はかなり厳しいのが現状です。これは私が学生の頃(30数年前)から変わっていないようです。

 最後に、来てくれたお客さんには、必ず後日御礼を忘れずに
 お客さんと一緒の打ち上げの席等でお客さんの悪口を言うなんて言語道断です(ありましたw。ギターも持っていかれました。そのバンド。勿論2度と見に行かなくなりました。又他のバンドの話ですが、特定の異性の隣にずっといるメンバーがいて、他のファンの方が寂しそうだったこともあります。日本人は黙って行動します。行かなくなる上に他人に話しますから怖いですよ)。

 次回は、1曲目が始まる直前までに必要なことを書きます。

ではでは。

まっだまっだつづっくよ~

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