入院記①今更入院の理由

IMG_6044.JPG
 2015年12月半ば師走の迫る中、2週間ほど入院していました。
 病名は慢性扁桃腺炎。摘出術:観血的手術を伴いました。

 もともと・・・・・
 30歳を過ぎたある日、急性扁桃腺炎に罹患しました。当時は病名を知る由もありませんでした。
 熱は42度。初めて体温計がMAXになりました。身体が動かなくなりました。
 まず会社に休暇届けを出し、ふらつきながら近所の耳鼻科へ。
「なぜこんなになるまで放っておいたんだ!」とテンプレ?通りの医師。問診表に今朝から発熱って書いたの見てくれました?!と突っ込む気力もなく、点滴(中身を聞く余裕もありませんでしたので、何打たれたか判りません。多分、抗生剤だったら痛みを感じていたと思うのですが、そのあたり全く記憶がありません)打った後ジスロマック(抗生物質)もらって帰ってきました。
 今思えば、この時に扁桃腺摘出手術の手配をしてもらえば良かったのですが。
 そんなことも判らなくさせるのが42度の高熱。
 世の中、どうにでもなれって。少しでも動くの、考えるのが嫌になるものですね。高熱って。

 以前、仕事で老健に行った時、白衣を着た方が「扁桃腺切っちゃったから、うがいしないと風邪ひきやすいんだ」と言っていたのを思い出し、「切っちゃいけないんだ」と調べもせずそのまま信じ、そのうち数ヶ月に1回は38度前後の熱を出すような身体になってしまいました。「こういう身体なんだ」と思い込んでいました。いつの間にか、扁桃腺は取るものではない、という「固定概念」ができてしまってました。

 その後転職し、職場の同僚達から「何故切らない!」と。その人達は扁桃腺取った後殆ど風邪ひかなくなったと。そこで初めて調べてみて、今まで信じていたことが全くのデタラメだったことが判明、40半ばにてやっと切る決心が付いた、と。
 その後専門医師から、「扁桃腺は子供の為のもので、大人にはあまり必要ない」と。その時、「医療で素人のいうことは信用ならない」ことを改めて知った、という訳です。
 老健に白衣着て勤めているからって、その方は医師ではなかったのです。

 暫くして掛かりつけの医師に紹介状を書いてもらい、病院受診。晴れて手術へと、行きませんでした。
 「痩せろ」と。麻酔が効かないと(汗)。
 なんとか3ヶ月で12kg落とし、やっと手術台へ、それが昨年12月でした。

 ちょっとテレビで見たからって、いかにもその疾患を詳しそうに語り、医師の診断に疑いの目を向ける患者に、医師の先生方が困ってらっしゃるというのも判りました。
 何年も机に向かい、人の何倍も勉強し続け、何万人と患者さんを診てきた医師の言葉より、数分テレビでみた断片的な知識だけで、「今日の治療指針」を全て理解したかのように錯覚している「自分」を信じて疑わない人がどれだけいることでしょう。

 テレビの功罪の「罪」の方でもあり、加齢と共に他人の言葉に耳を傾けなくということが重なると、このような「オレ(ワタシ)が絶対正しい」という人間が出来上がってしまうようですね。
 今回は、1ページ読めば理解出来る事を、10年以上かけてやっと理解したという、かなりおバカな奴の話でした。
 つまり、オトコは30代から脳の「加齢」「老化」が始まると言っても過言ではない?
 私も医療は素人ですので、ご自身でお調べに、若しくは脳神経外科の専門医師に伺ってみてください。

 改めてですが、医療は、絶対に専門家の意見を尊重しましょう。
 今は2ndオピニオンもストレスなく出来るようになってきたようです。
 TVや雑誌は、病気・疾患のことは正確に言うかもしれませんが、検査、さらに診断はしてくれません。増してや素人の言う事なんか論外です。診断は「あなたの検査結果」があってはじめて「専門家が判断する」ものですから。

 このコーナー、次回は「わりとヒマなオヤジの入院記」(フルメタル・パニックに掛けようと思ったんですが無理でした)になります。

 ではでは。

 まっだまっだつづっくよ~


この記事へのコメント


この記事へのトラックバック