Telecaster 52-80-TX VNT

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 さて、暖冬とはいえ相変らず寒いですね。。。。。

 今日は数奇な?運命を辿ったギターのお話です。

 1997~8年頃、今からもう20年近く前になるんですね(遠い目)。いきなり話が逸れました。いかんいかん。
 友人のSくんが当時一人暮らしだった拙宅に素敵なおみやげを持ってきてくれました。
 それは木でした。
 ギターで言えばネックとボディーの形をしている。
 そして木だけでした。
 ネックには、細い先端部にFenderと筆記体で書かれており、フレットが付いていました。裏にはMADE IN JAPANと。
 ボディーはずんぐりむっくりな、ギターを好きな奴ならばすぐにわかる物凄く特徴的な形としていました。

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 そうです。所謂テレキャスターのネックとボディーでした。
 若干傷はあれども、どちらも致命的なダメージはありませんでした。
 おまけはFenderのロゴ、フレットと、ボディーは裏にある弦留めの金具だけでした。
 この木、Sくんの自宅の近所のゴミ捨て場に捨てられていたそうです。
 勿体無いと感じ(さすがギタリスト!)、拾って綺麗にして、keith Richardsが好きな私のところに持ってきてくれました。
 ちょうど当時1本しか持っていなかったテレキャス、貸した奴から連絡が無くなった頃です。(バンドを始めた人に~、のページを参照されて下さい)
 とても嬉しいお土産でした。

 ただ、難点がありました。
 パーツを全て外し(ナットまで)、この「木」だけ捨てた元オーナーのお考えが全く理解出来ず、
「盗品だったらどうしよう」
という考えが浮かび、ずっと離れませんでした。
(Sくんが盗んだ、という訳ではないです)
 その為、楽器屋に修理任せたら足がついちゃうかな?なんて思い、なかなか修理に出せず、それでパーツ探しを始めたのですが、田舎のお店ではなかなか見つからず、そのままになってしまい、家族も増え、引越し4回。ギターへの興味も薄れ。。。。。
 それでも、ただの木に戻っていた「彼」は、ぷちぷちに巻かれたまま黙って付いて来てくれました。
 家族も黙認しててくれました。

 暫くしてギター生活復活!
 ヤフでギター買うようになり、オクのページを見てみると、

パーツ

という項目があるじゃないですか!

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 一挙にパーツを注文、組み立てちゃいました。
 特に一番の難所だったサーキットは、DIMAJIOがPU付きで売っていました。ハンダ作業不要というスグレモノです。

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 ギターとなった「木」。本来の働きをするのは何十年ぶりだったんでしょうか?
 ブランク感じさせず、とても良く鳴ってくれます。
 本当に「木」が鳴っています。

 尚、ネットでパーツを購入するのに助かったのが「MADE IN JAPAN」のマーク。
 これのお陰でインチモノを買ってしくじる事がなくなりました(結局しくじりましたが)
 拘って、サーキット、PU以外は全てFender Japanの「センチ」サイズのパーツを揃え、組み立てました。勿論ビスは全てマイナス頭です。
 Fender Japanなくなる前にパーツ揃えることが出来て本当に良かったです。

 それで、このギターを作ることで、その後メーカー品しか買えなくなってしまいました。
 ハードオフのジャンクコーナーにある、メーカー不明の捨てられたギター達に哀愁を感じつつも、リペアの大変さを考えると、手を出せなくなりました。
 やはりパーツがある、互換性があるっていうのは大きいです。
 ブランドの強さですね。
 パーツ交換で、ボディーに余計な穴空けたくないですからね。
 穴あけるだけでなく、穴がずれているなんて素人には対処できませんからね。
 ただ、「あの」YAMAHAのギターでこの考えが覆されることになろうとは。

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 兎に角、この写真がこのギターの全てです。
 ネックにスタンプされている「D」ってなんでしょうね?木材のグレード?
 ジョイントプレートにシリアルが打ってありますが、これはオクで購入した別のギターのものなので信頼度はありません(なんちゃってAシリアル)。
 入手した時期から、1997年以前のモデル(98年以降はCrafted表記になる為)と思われます。
 因みにDIMAJIO製PUはインチサイズで、センチサイズのマイナスネジを受け付けてくれません!やってしまいました。インチサイズのプラス頭のビスが付属していたのに、変に拘って無理にマイナス頭センチビスを差し込んだ後に気付きました!
 インチサイズのビスは穴が広がりgdgdになってしまったので、無理やりPUの方の穴を広げ、何とか設置。ただそれ以上ネジが入ってくれず、PUの高さに限界が出来てしまいました。
 それでしばらくDIMAJIOのPUを付けてたのですが、ブリッジ側に少し物足りなさを感じ、PUの高さを何とか調節したんですがあまり変化なく、何故か家にあった(多分ネットだろうけど購入した覚えがないw)ダンカンのものを載せ変えました。こっちの方が「ジャキッ」とした音がするので気に入ってます。

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 このDIMAJIOのサーキット、PU配線変える時にハンダ作業がいらないので便利です。音が変わる可能性は否定出来ませんが。
 ゆくゆくはオリジナル?のテキサススペシャル載せてあげようかと愚考中です。

あと1箇所難所があります。

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 ナットです。
 自分で削ったは良いけれど、上手に削れず妙に「不恰好」なんですね。
 ここは素直にリペアショップに持っていくべきでは、と。

 それにしても、やはり、テレキャスの音はいいですね。
 木自体は良い木みたいですし、弾いていない時期が長い分(汗)、デッドストック見つけたみたいな感じで楽しんでます。

一応公式スペックです。
BODY:LIGHT WEIGHT ASH
NECK:MAPLE・U-TYPE、324-SCALE
FRET BOARD:MAPLE ONE PIECE,184R,21FRET
*P.U:TEXAS SPECIAL TELE(USA)×2
*CONTROL: 1VOL , 1TONE 3WAY SW
BRIDGE:3SECTION T8 BRASS SADDLE
WEIGHT:3.3kg(自宅計測)
最終新品定価:102,600円(税込)
*純正品ではないところです。

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Keithの「ミカウバー」よりも

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「マルコム」(ミカウバーのスペアギター)がこんな木目ですよね。
(現在最も早い識別方法はセレクタースイッチの色ですね。ミカウバーは白・ストラト用。マルコムは黒・丸いタイプ)
 何故か日本製になると、ボディー材がホワイトアッシュになり、重くなっちゃうんですよね。
 塗装もなんか変ですし。
 こんど勇気出してUSAカスタムショップモノ、試奏させてもらおうかな、、、、

 尚、素直に新品買ったほうが安かったんじゃない、というツッコミはなしで・・・・
 そりゃ無粋ってもんですよ。旦那。
 最後になりましたが、このギターを持ってきてくれたSくんに感謝(このギターにはSくんの名を付けさせてもらってます)!

ではでは

まっだまっだつづっくよ~

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