LES PAUL LPJ 2013 MODEL

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 Firebrandのところで勝手にカテゴライスしてしまいましたが、これはステューデントモデルでいいのでしょうか?
 価格帯からすると、その様に感じますが。

 さて、色々と議論を巻き起こしたモデルを紹介します。
 GIBSON LES PAUL LPJ 2013 MODELです。

 まずはスペック:メーカーインフォからです。
Body Top :Carved Maple Top
Body Back :Mahogany / "Traditional" Weight relief
Neck :Maple neck with Rounded '50s profile
Fingerboard :Rosewood with trapezoid inlays
Electronics :490R and 498T w/Black Cover
Hardware :Vintage-style / 16:1 gear ratio
重量は3.8kg(拙宅で計測)
メーカー希望小売価格:93000円(税込み)

 正規代理店のイシバシさんは売り切ったみたいですね。

 私が入手したのは黒です。
 GIBSONとしては考えられない安価で入手しました(ヤフオクですw)。
 ソフトケースでの入手でしたが、ランドセルの様に両肩で背負えるケースでしたのでネック保護も万全。
 実際、このギターよりもこのケースの方が重宝していますw
 それでは見ていきましょう。

その前に、

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やってしまった!
 ケースから出した際、ドア枠にぶつけてしまいました。思いっきり凹んでしまいました。
 2013LPJさんごめんなさい。痛かったでしょう!
 こんなにデリケートだとは思わなかったです。。。。。。

気を取り直して、全体写真から

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 シックな色を好む日本人向きに作ったんですかね?
 が、やはりローコストモデルだけあって、、、、、、、
 色々な所にコストダウンの努力?が見えます。

・ペグ、製造番号

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 GIBSON、ではなく、KLUSON DELUXと刻印され、つまみは黒です。
 このつまみが黒いのは本体の色合いにあっていて気に入ってるんですが、肝心のチューニングの精度が甘い気がします。本末転倒です。
ロット№は、108531423
2013年の85日目、3月26日製ですか。
 GIBSONのロット、いつの間にか下4桁になってましたね。
 千本/日、での生産が可能になったということでしょうか?
 因みにナットは塩ビっぽいです。すぐ磨り減りそうです。

・指板

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 この写真では見えずらいかもしれませんが、所々ぶつぶつ、湿疹が出ていて、両サイドも処理されてません。
 フレットが高いタイプなので、今のところビブラートなどに影響は無いですが。
 ネックはちょっと太めです。
 前のオーナーさんは、このネックが合わなくて手放されたそうです。
 尚、サテン仕上げなのですが、指板のサイドの仕上げが乱暴なので、ネックを握ると原木を持っている様な感じさえします。

・PUセレクタースイッチプレート

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 この印字のにじみ、SCUD製にそっくりなんですが・・・・・・
 スイッチ自体は軽く、GIBSON本来の「ズシッ」とした感じがありません。
 すぐ壊れそうで不安です。

・ボディー(表面:メイプル部分)

 メイプル張り合わせですが、木目はSTUDIOレベルです(前掲写真をご覧下さい)。
 まあ、これは好みの分かれるところだと思います。私は気に入ってます。
ただ、

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 考えなく調子にのってコードストロークを乱暴にしていたら、傷が。。。。
 サテン仕上げなので表面にも傷が入りやすいです。

・ボディー(裏面:マホガニー部分)

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 これもわかりずらい写真ですみません。一見綺麗です。

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 ただ、上部・中央部・カッタウェイの所数センチ(写真上)と3枚貼り合わさってます。

・セットネック

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 接合部分はこんな感じです。
 色の濃いサテン仕上げを利用して、元の木の色の違いによる違和感を感じさせなくしている様です。

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勿論ショートテノン。

・PU
 490Rに2013年3月4日製造と思われるシールが貼ってあります。
 尚、このタイプのプラスチック成型のカバーは外せません。これは大減点です!

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 ブリッジ側は498T
こちらは同年1月4日製造の様です。
表面のメイプルが厚いですね。
テールピースは重いです。

・電装系

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 2000年?頃から始まっているプレート方式です。板は金属ではなくプラで、ジョイント式のはめこみ方式になってます。
 この規格のPUならば、自由に交換できる、ということなのでしょうか?

・出音
 生音はメイプルネック・ボディー(表面)の為か、からっとしたテレキャスの様な感じです。
 アンプを通すと、低音がちょっと物足りないような、音自体になんとなく物足りなさを感じます。
 これは大変恐縮なのですが、つべなんどでご確認されてください。

それで、ここが一番このギターの問題点だと思うところが、

ピックアップカバーが硬質プラの為、ピックとぶつかった時の「カチカチ」音をPUが敏感に拾ってしまうんですね。


 上手に当たらずに弾けたり、ジェフ・ベックの様に器用に指引きが出来ればいいのですが、私のようなヘタクソにはそのような芸当は出来ません。
 入門用のギターとしては考えられない造りです。
 2014モデルはこのPU部分、カバーがなくなっている所から察するに、GIBSON側でも「これはマズい」と思ったのではないでしょうか?
 それでPU交換を早速考えたのですが、配電写真の通り、ハンダ付けに対応してくれません。旧来のPUが付けられません(勿論工夫すれば出来ないことはないと思うのですが)。


○まとめ

 入門者用としては、難しいと思います。ネックも太いですし。
 上級者の改造用にも、「木」にそれだけの価値があるかどうか。
 又、改造に付き物なんですが、部品代の方が本体より高く着きます。
 「GIBSON」がどうしても欲しい方にはいいかと思います。それには異論はありません。
 ただ、「GIBSONってこんなもんなんだ」ってイメージはお持ちにならないで下さい。
 他にすばらしいギターがたくさんありますから(かなり高価になりますが)。

否定的なレビューですみません。

 これ、一応MADE IN U.S.A.となってますが、ペグ始めパーツは他国で生産したものを本国で組み合わせただけじゃないでしょうか?
 じゃないとこの価格は無理なんじゃないか、と。
 その価格なんですが、楽天が早々に59.800円に値下げしましたね。
 57.800円までおちましたか、ね?
 この判断は正解だと思います。
 いや、可能ならばもっと下げても良かったんじゃないかと。
 SHOPに行っていないので、実勢価格がわかりません。実際いくら位で取引されていたんでしょう?
 はっきり言って、10万円出すんだったら他に良いギター沢山選べます。

 YAMAHAの様に、チープで極端な入門者用から超高級なプロ用まで揃える戦略もありだと思います。
 GIBSONはエレキギター業界では最王手です。入門者用には「STUDIO」というシリーズがあります。
 所持していないので解らないですが、店頭でちょっと触っただけですが、塗装はきちんとされていて、ちょっと位乱暴な扱いにも耐えうる仕様だったはずです。
 GIBSONは、ブランドであり、勿論企業です。経営方針の変更などあって然りだと思います。
 アメリカの会社にありがちな、株主対策の為に一時的な売上増が必要だったのかもしれません。
 それはそれでしっかりインフォすべきだったのではないか、と。
 「あのGIBSONがこの価格」なんて宣伝してしまったばかりに。


自分の愛機の話にもどりますが、
以上のことから

・PUセレクター交換
・ペグ交換
・PU対策(交換)
・ピックガード装着
最低限、これだけの改造が必要か、と思います。

 勿論まだ改造していないので、他のハードケースの中で眠ってもらってます。
 今日、久しぶりに出したらケースの臭いが付いていました。。。。。。。
 ウダウダ言ってないで、なんとか第一線に持って行ける様にしてみます。
 随時、レポしますので、ご興味いただける方はアドバイスなどいただければ幸いです。

ではでは。

まっだまっだつづっくよぉ~

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